世界初登場Ninja H2のカワサキと、GSX-S1000/S1000などビッグスポーツで攻めるスズキ

  EICMAミラノショー速報、日本メーカー第二弾はカワサキとスズキ編を紹介いたします。
近年、オートバイの勢力図が変わりつつあるとはいえ、いまだ日本メーカーの存在感が薄れることはありません。

この記事をシェアする!

  カワサキは言わずと知れたNinja H2Rの公道バージョン、Ninja H2がワールドプレミアとして初登場ということで、連日、もの凄い人だかりができていました。
スズキはワールドプレミアはなかったものの、250ccの入門クラスからビッグバイク、開発中の新技術の紹介までまんべんなく紹介しており、最終日の閉館時間まで来場者を楽しませていました。
どの日本メーカーも、ヨーロッパで発売するモデルはグローバルモデルが多く、日本国内仕様や逆輸入車として日本市場にも参入する可能性の高いモデルばかりです。  それではさっそく、ミラノからの速報を写真でお楽しみください。

【KAWASAKI】カワサキ

  黒字にライムグリーンの差し色で統一されたブース内は、展示されているモデルもほとんどが黒かライムグリーン系を選んでの展示でした。
壇上には歴代のレーシングマシンの写真や展示もされ、よりいっそうスポーツモデルを強調した展開となっていました。何しろここは情熱の国イタリア。クルーザー系やスクーターもありましたが、やはりあくまで主役はスポーツモデルとしたのがカワサキブースでした。

カワサキ Z300 Ninja250の兄弟マシンZ250のストロークアップで296ccとしたZ300。アクラポビッチのカーボンサイレンサー仕様を装着したモデルが展示されていました。
Kawasaki VULCAN S Vツインではなく、パラレルツイン649ccエンジンを搭載するニューモデルVULCAN S。アメリカンというよりも、往年のエリミネーターを彷彿とさせるストリートクルーザー的デザインが印象的です。
欧州向けスクーター、J300 台湾のKYMCOのOEMである欧州向けスクーター、J300。企業提携を現わすがごとく、ブースもカワサキとKYMCOは隣り合っていました。
電動ヴィークル『J』 2013年の東京モーターショーで発表したコンセプト電動ヴィークル『J』もお目見え。
ウエアもライムグリーンに染まっていた ウエアはショー会場で直販していましたが、ここもまたライムグリーンに染まっていました。(ライムグリーン以外のグッズやウエアもありますが、ここで販売されていたのはライムグリーン系だけ)
Ninja誕生30周年 今年はNinja誕生30周年ということで、記念グッズが多数販売されていました。

それでは、Ninja H2とH2Rを様々な角度でご覧ください。

ミラー・コーティド・ブラック Ninja H2には「ミラー・コーティド・ブラック」という特殊な塗装が施されており、独特の光沢と反射をする外観となっています。
Ninja H2 アクラポビッチのカーボンサイレンサー搭載のNinja H2も展示されていました。

【SUZUKI】スズキ

  白い壁に青いカーペットでコーポレートカラーを現わしたスズキブース。一角には黄色いモトクロスマシンもあって引き立ちます。スズキブースは鉄道と地下鉄の駅側の入り口からすぐのホール2、それも入り口すぐという絶好の場所にあって、連日賑わっていました。

スズキ GSX-S1000 今回の目玉とも言えるGSX-S1000。スズキ伝統のレーサーレプリカGSX-Rのエンジンを積んだストリートスポーツネイキッドのモデルです。
スズキ GSX-S1000 GSX-S1000のエンジンカットモデルも展示されていました。
耐久選手権のレーサー 今年のスーパーバイク、耐久選手権のレーサーも展示されていましたが、お触りし放題の位置での展示でした。
V-Strom650 今年のトレンド、アドベンチャー系はV-Strom650に“クチバシ”やエンジンガード、パニアケースなどアクセサリーを装着したモデルを展示。
GSR250 ヨーロッパではINAZUMAの名称で発売されているGSR250。ミラネーゼにも人気の様子。
スズキ バンバン バンバンは“ビーチ・バイク”として、海辺でのバカンスで人気が高いんだそうです。
Moto Liveのスズキエリア EICMAミラノショーの外の会場Moto Liveのスズキエリアでは、免許がない女性ライダー対象の体験教室がバンバンを使って行われていました。
スズキのレディースのウエア スズキのレディースのウエアも素敵。カタカナが効果的に使われています。
バーグマン・ フューエルセル スクーター 研究開発が続けられいる燃料水素電池のスクーター「バーグマン・ フューエルセル スクーター」のカットモデルも展示されていました。
スズキ 耐久選手権のレーサー 今回でEICMAミラノショーは100周年を迎え、会場内のあちこちに100周年記念のスタンドが設けられました。歴代のマシンやパーツなどを紹介するコーナー、スズキはGSX-R、カタナ、ガンマ250などを展示。
RECURSION 昨年の東京モーターショーで発表されたコンセプトモデル、RECURSIONはご覧のようにケースに入っての展示です。

Photo&Text by KOBAYASHI, Yuki 小林ゆき

小林ゆき

  横浜育ちのバイクブーム世代。バイク雑誌の編集者を経て、現在フリーランスのライダー&ライター。バイクを社会や文化の側面で語ることを得意としている。普段は総合走行距離22万㎞に迫る愛車GPz900Rなどでの街乗り&ツーリング派だが、自らレースに参戦したり鈴鹿8耐監督を経験するなど、ロードレースもたしなむ。ライフワークとしてマン島TTレースに1996年から通い続け、モータースポーツ文化について研究中。最近は二輪車安全運転指導員としても活動を始めた。海外の国際モーターサイクルショーには1996年のケルンショーを皮切りに、パリサロン、INTERMOT、EICMAミラノショー、上海二輪車ショー、シンガポールバイクショーなど各地で取材をしている。愛車はGPz900R、ZX-9R、スカラベオ250ie、TZR125、KSR110、リード100、ヴァナゴンGL。