1980年代 ホンダのヒストリー

レーサーレプリカ全盛期、その代名詞的な存在となった2サイクルマシン「NSR250R」

'80年代は技術的な進歩が著しい年代であった。それまで空冷エンジンが常識であったが、エンジンパワーが上昇するにつれてエンジン発熱量の上昇も伴い、必然的に「水冷化」が進んでいった。特に2ストに関しては、'80年代は劇的な進化を遂げる時代であった。

'78年のアメリカ・カリフォルニア排気ガス規制の施行により絶滅が危惧されていたにもかかわらず、2スト再び返り咲く事ができたのは、技術進歩による水冷化など、エンジンの高性能化が大いに係わっている。もちろんエンジンの進化は、当時2サイクルが主流だったレース車両に直接反映されていった。「NS」「NSR」というレーサーレプリカが生まれ、急速に進化を遂げたのには、この様な時代背景があったのだ。

また、4ストの世界では並列4気筒と平行し、軽量・コンパクトなV型4気筒のレーサーレプリカ「VFR」が登場。そして'87年にはVFR750R(RC30)が登場。その他、様々なマシンが軒並み登場〜進化していく。年を重ねる度に、目まぐるしく登場する新モデル・新バージョン(○○年モデル)に、毎年ワクワクさせられたものである。

レプリカブームの裏で、CBR400RRのエンジンをベースとしたCB-1の登場をきっかけに、レーサーレプリカを裸にしたという意味の「ネイキッド」が、ひとつのカテゴリー(ジャンル)を表す言葉として定着したのも見逃せない。

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