HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ ジョルノ(1992年モデル)の歴史

タクト(AF24)/1989年(平成1年)

市販車としては世界初の電動式オートスタンド(スタンドアップ機構)を採用したタクト。キー操作だけでセンタースタンドが立てられ、非力な女性の悩みを解決した。エンジンは新開発され6.0ps/6500rpmを発生。フロントインナーボックスやペットインスペース、4.8リットルの大容量タンクも装備し、買い物や通勤等での使い勝手も考慮した。半年後には電動オートスタンドを配したスタンダードモデルも発売された。1993年にはAF30型へモデルチェンジすると同時に、ディスクブレーキやアンチダイブ機構でフロントまわりを強化したタクトS(AF31)も追加され、タクトだけで3モデルとなった。1998年のモデルチェンジでAF51型となり、ディオで採用されていた後輪連動コンビブレーキを装備。もちろんスタンドアップモデルも継続して発売された。2002年でラインアップから外れることになる。

ジョルノ・GIORNO(AF24)/1992年(平成4年)

南ヨーロッパ風の丸く柔らかで上品なスタイルに、20リットル容量のメットイン機能を組み合わせ、しゃれた雰囲気と実用性をバランス良く融合させたのがジョルノ。GIORNOとはイタリア語で1日、昼間などの意味。メッキパーツやフロントのトレーディングサスなどがネオ・レトロな感覚を強めている。センターポストにはラバーグリップ付きの荷掛けフック(コンビニフック)も装備する。1995年1月にはホワイトの「スペシャル」、1996年1月にはテールレンズのメッキモール、カラーグリップ、メッキマフラーカバー、エンブレム付きキーを採用した「DX(デラックス)」と、ブラック&レッドの「スペシャル」が追加され、毎年特別色が追加されている。1999年7月には、いち早く4ストエンジンを搭載したジョルノクレア(AF54)へと進化。さらに、2001年1月のクレアスクーピー(AF55)へとレトロ調スクーターの歴史は続く。
  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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