HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

スズキ DF200E(1997年モデル)の歴史

ジェベル200(SH42A)/1992年11月(平成5年)

1985年のSX200R(SH41A)をベースに、兄貴分であるジェベル250(SJ44A)と同様の装備で登場。SOHC2バルブエンジンはライバル車を上回る20ps/8500rpmを発生した。丸型ライト&ライトガードはツーリングユースを意識したもので、106kgという軽量な車体や、810mmという低いシート高などはオフロードのエントリーユーザーにも最適。後にジェベル125(SF44A)も登場し、1995年にDR250R(SJ45A)がフルモデルチェンジしたことをうけ、兄貴分はジェベル250XC(SJ45A)へ進化した。ジェベル200は2005年で生産終了となったが、海外モデルとして輸出は継続されていた。また、2002年3月には同系エンジンを搭載したバンバン200(NH41A)が登場。2007年12月にはインジェクションとなり(NH42A)、2011年もラインアップ中。「ジェベル」とは南西アジアや北アフリカで山、丘、小山を指す。

DF200E(SH42A)/1997年(平成9年)

ジェベル200(SH42A)をベースとしたヘビーデューティーモデル。エンジンはジェベル200と共通だがオイルクーラーが装備され、シート高は810mmから795mmにさらに下げられた。地図などがはさめるクリップ付きライトガード、エンジンガード、マッドフラップ、大型キャリア、セル・キック併用など実用的な装備を満載。ストリートファッションを加味したアウトドア仕様車とも言え、同じ仕様のDF125Eもラインアップした。初期のオレンジやグリーンのカラーリングもヘビーデューティーさを強調していたが、後に登場したカモフラージュ柄はそれを上回るものだった。53.4km/lという低燃費や積載性の高さは、道を選ばず走れる「実用バイク」としては最強と言えるだろう。2000年で新排ガス規制に適合したが、ここで販売終了。オーストラリアではモトクロスタイヤを履いた牧場用モデルとして発売(TROJAN200・DR200SE)。
  • このページはスズキ株式会社とモーターマガジン社のご協力を頂き製作しています

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