HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ ジャズ(1986年モデル)の歴史

JAZZ・ジャズ(AC09)/1986年4月(昭和61年)

超ロングホイールベース、600mmの低いシート高、大胆に寝かせたフロントフォークといったロー&ロングなスタイルに、フロントの16インチスポークホイール、リアの14インチディッシュホイールもどき、極太リアタイヤ、ティアドロップタンク、本格的なエアクリーナーボックス、シーシーバー風ナンバープレートステーや数々のメッキパーツと、アメリカンの王道を行くデザインや美しさは50ccとは思えない作りとなっている。スーパーカブ系のOHCエンジンは4速で、110.5km/リットルの低燃費を実現。1987年にフラットバーハンドルタイプも追加され、しばらくプルバックハンドルと2タイプから選択できた。1990年代はスティードの爆発的な人気により、スティード風カラーもラインアップ。このジャズ・JAZZ(AC09)は1996年12月発売の1997年モデルがしばらく継続ラインアップし、2000年で終了となる。

マグナ50(AC13)/1995年(平成7年)

流れるようなボディラインやグラマラスなタンクなど、上級モデルであるマグナ250(メーカー呼称:Vツインマグナ)のデザインを継承し、まるでそのままスケールダウンしたようなマグナ50(メーカー呼称:マグナフィフティ)。メガホンマフラー、リアの12インチディッシュホイール、フロントのコムスター式16インチホイール、タンク上部のシンプルなスピードメーターや数多くのクロームメッキパーツなどは、ホンダのこだわりが見える部分だ。信頼性が高いスーパーカブ系のセル付4速エンジンを搭載し、頼もしいトルクと高速域のスムーズさを両立。ホイールベース1320mmの車格は125cc並で、とても50ccとは思えない。1999年に新排ガス規制に適合させ、また、タフアップチューブの採用など小変更を受ける。そのまま基本的に大きな変更はなく、2007年1月発売モデルで販売終了となる。ジャズの販売終了後は唯一のミニアメリカンであり、2010年台でも若者に人気。
  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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