HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

カワサキ バルカン800クラシック(1995年モデル)の歴史

バルカン400(VN400A)/1995年

1990年の並列ツイン、バルカン400(EN400B)の後継。バルカン800(VN800A)のボアを小さくし、400ccにスケールダウンして登場していることから、車格が同一のまさに兄弟車となる。標準のブルバックハンドルに加え、フラットハンドルの「?」もラインアップした。1996年には、フロント16インチ&ファットタイヤ、前後ディープフェンダーのバルカン400クラシック(VN400A)を追加。スタンダードモデルは1998年モデルまでとなり、1999年には「流れ漂う人」の意を持つバルカン400ドリフター(VN400D)が登場。前後16インチのクラシックをベースに、スーパーディープフェンダー、砲弾型ライト、サドルシートといった1940年代のデザインとなった。ドリフターは2002年モデルが最後、クラシックの2003年モデルでバルカンシリーズが終了となり、カワサキ400ccクラスのアメリカンが消えることになる。

バルカン800クラシック(VN800A)/1995年12月(平成7年)

高張力ダブルクレードルフレームに、あらゆる回転域で余裕あるトルクを生み出す、55度狭角Vツインエンジンを搭載。加速ポンプ付きCVK36キャブにより、スムースで力強いレスポンスも実現。リジッド風ユニトラックサスが特徴的で、トラディショナルスタイルのインナーチューブ径φ41mmのカバードタイプフロントフォーク、前後16インチのワイドタイヤに、前後ディープフェンダー、セパレートシート、幅広ハンドル等を採用。サイドカバーには小物入れを装備している。ウインドスクリーン、フォグランプ、シーシーバー、リアラック、エンジンガード、フロント&リアフェンダー、サイドバッグ、ツールロックなどバルカン400と共通の充実したオプションも用意された。ボリューム感溢れるがオーバーリッタークラスよりはコンパクトで、日本の道路事情や日本人の平均的体格にジャストサイズである。1999年にはバルカン800ドリフター(VN800C)も追加される。
  • このページはカワサキモータースジャパンのご協力を頂き製作しています

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