HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ XR250モタード(2003年モデル)の歴史

XR250モタード(MD30)/2003年(平成15年)

倒立フォークを新たに採用した2003年XR250(MD30)をベースに、前後リムをRKエキセル製のアルミ17インチ(前3.00-17、後3.50-17)に変更し、オンロードタイヤ(前110/70-17、後130/70-17)を組み合わせたのがXR250モタード(MD30)。シート高はXR250より20mmダウンした。セミダブルクレードルフレームに、スイングアームピボットと同軸のエンジンマウント方式として剛性を確保。シートレールは脱着式。エンジンはRFVC機構、1軸バランサー、デジタルCDI、ドライサンプ方式等を採用しているのはXR250と共通。ブレーキはディスク径が前φ240mm、後φ220mm。φ43mm倒立フォークは265mmのストローク量、リアショックは伸び側24段、圧側22段の減衰力調整可能。2006年にはモトクロッサーCRF450R・CRF250Rイメージのフロントバイザー、ラジエターシュラウド、マルチリフレクターライトを新採用した。2008年にはXR230モタード(MD36)へとバトンタッチする。

XR400モタード(ND08)/2005年3月(平成17年)

XR250モタード(MD30)の兄貴分。1995年に登場したエンデューロレーサーXR400R(NE03)ベースのモタードモデル。リム幅前3.00/後4.00インチのDID製前後17インチホイールで、タイヤはもちろんオンロードタイヤ。セミダブルクレードルフレームとスイングアームなどは強化され、フロントφ43mm倒立フォーク、リア:伸24/圧22段の減衰力調整機能付きプロリンクはストローク量245mmと充実した足回りとなった。また、ブレーキはフロント:φ276mm、リア:φ220mmのディスクに焼結パッドを装備し、制動力、タッチともにオンロードに最適化した。エンジンはミッションギヤ比、キャブ口径(ケイヒンφ34mm)など細部を変更することで40psから30psにダウン。60/55Wのマルチリフレクターライト、角型アナログ速度計、ビスカス式エアクリーナー、クリップ式サイドカバーなど各部も充実している。2007年9月にゴールドホイール、ブラックフレームのロスホワイトのカラーを追加したのが最終となる。
  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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