1971年に登場したAX125は、市販ロードレーサーTA125のベースマシンとして、その名を馳せた。 この後継車として1974年に登場したのがRD125だ。このマシンの登場で、1973年にRD350、RD250、翌年の1974年にRD90、RD50が発売されたのに続き、125クラスにも「RD」の名が連なった。2ストロードスポーツはRDシリーズで統一が図られ、スタイルもこれらの兄弟車の流れを汲むデザインとされた。
1976年にはマイナーチェンジ。同年のRDシリーズの直線的なデザインに一新された。シート後方に小さなテールカウル(シートカウル)が付き、フロント、リアともにフェンダーがボディ同色となった。カバードタイプだったリアショックはスプリング剥き出しのものとなる。シリンダーとヘッドはフィンの大型化と枚数を増加し、従来型はピーキーだったが、ポートタイミングの変更により中低速域の特性が見直され、16ps/8500rpm、1.3kg・m/8000rpmと最高数値の発生回転数が低くなった。左右2本出しのマフラーは、40mm全長を延ばしたのにともない、内部の構造変更も行い、容量アップと排気音の低減も図られた。ダイヤモンドフレームも従来型を踏襲しながらもメンバー形状、シートレール幅、バックステー形状等を変更し、剛性も高められている。
最終モデルとなった1978年はカラー&グラフィック変更のみのマイナーチェンジ。RD125シリーズはトップレベルのパワーを有しながら、パワーバンドが狭いため、やや気難しい面があった。6500rpmからのパワー感は、このモデルの持ち味でもあったが、これを扱えるテクニックがあれば、ダントツのパフォーマンスを発揮した。だが、2ストパラレルツインエンジン搭載モデルは、この後125ccクラスで登場することはなかった。
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