webで展開!プロト モスピーダ プロジェクト vol.14 アッパーカウル製作4
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現物合わせを怠ってはダメだ
ようやくライトケースの製作に着手していたわけですが・・・

  ライトケースの原型に関してはVol.11の段階から更にパテを盛って、表面にエッジを立てたりといった造形が続いている状態です。この状態まで出来たこともあり、ようやくライトケースの製作に着手していたわけですが・・・

フロントタイヤとライトケースの隙間
ちょっとクリアランスが足りない気がしてきた

  まず上半分を覆うようにFRPを貼りました。ダクト部分の形状は少々複雑なので、一カタで抜くことが出来ないためにカタを分け、2つのカタで製作にすることにしました。説明を分かりやすくするために、上半分のこちら側は仮に『カタ-A』と呼称しましょう。右側の写真は下から見た感じなのですが、黄色の印は2つのカタを合わせるときにズレを防止するためのダボ穴位置と、メスガタ完成後にボルトで合体させるための穴位置のマーキングです。

フォークの沈み込みを考えたらこれぐらいの余裕は欲しいところ

  フォークの沈み込みを考えたらこれぐらいの余裕は欲しいところ。つまりライトケースを写真のような位置まで上げてマウントしなければならないのだが、正直アッパーカウルのサイド部分のデザインは崩したくないという葛藤が・・・

どうしたものかと考えるファニーズ川口さん
角度を変えてもう一度付け直す方向に・・・?

  サイドダクトに入れるスリットデザインも想定しつつ、どうしたものかと考えるファニーズ川口さん。   鉛筆で描いてみたラインでカウルを切って上面を作り直す案も出たが、アッパーカウルを前後で2つに切って、角度を変えてもう一度付け直す方向に・・・?

サンダーで切ります
やっぱり切るしかない!  決断!!

  エッジ部分などに出来るだけ被害が少ないラインを考慮して、サンダーで切ります。

「デザイン的なライン」と「実用的な形状」
アッパーカウルをアルミのステーとリベットで仮止め

  アッパーカウルを2つに分割した状態で、もう一度「デザイン的なライン」と「実用的な形状」を考え直すことにしました。   アッパーカウルをアルミのステーとリベットで仮止め。ホンのちょっとの角度の違いでライトケースも有効範囲内に収まりました。

カウルを繋げていく作業

  さて、ここからはこのカウルを繋げていく作業になります。カスタム好きな人にはFRP修正作業のご参考にしていただければと思います。

アルミテープを貼ります

  下側にもアルミのステーをリベット止めして、アルミテープを貼ります。ステーやアルミテープを貼るのは全て外側からで、FRPを貼るのは内側からになります。

ファイバーに樹脂をつけてあてがってみる。

  適度なサイズにカットしたファイバーに樹脂をつけてあてがってみる。更に不必要な部分があればカットします。

脱泡ローターで丁寧に気泡を抜

  脱泡ローターで丁寧に気泡を抜いていきつつ、必要な厚みになるようにしていきます。

強度を保つこともお忘れなく

  ファイバーは1枚貼って終わりではなく、2枚にするなどで強度を保つこともお忘れなく。

これがファイバーを貼り終えた状態

  これがファイバーを貼り終えた状態。あとはこれで硬化するまで待ちます!

FRPの製品版となれば非常に軽い。そして強度もある

  FRPが硬化したらアルミのステーとアルミテープを剥がして、表面にパテを盛って成型していきます。

パテは全体的に付けていきます
パテを硬化させたら削ります

  パテはピンポイントに盛るのではなく、その周りも含めて全体的に付けていきます。  パテを硬化させたらあとはひたすらサンドペーパーを当てて削ります。

アルミテープを貼ってパテの受けとして使います

  カウル下側の折り返し(アルミのステーをリベットで止めていた下側の部分)は逆アールになっていて、どうにもパテが垂れやすい。そこでアルミテープを貼ってパテの受けとして使います。

何度もパテを付けては削っての繰り返しの作業

  何度もパテを付けては削っての繰り返しの作業だ。しかしアッパーカウルは行程を踏むたびに、少しずつ成型されていくのだ。

タンクサイドには内側にダクトを造形していきます
今度はこれをFRP原型に造形していく

  タンクサイドには内側にダクトを造形していきます。でもこういった入り組んだ部分はまた、手が入りにくいので大変なのだ。  vol.9の時はダンボールで仮に造ってみたけど、今度はこれをFRP原型に造形していくのだ!

続いてはサイドダクトの造形に取り掛かる

  というわけで、続いてはサイドダクトの造形に取り掛かることになりました!  ダクトはこのバカデカイアッパーカウル内に溜まるであろうエンジン熱を逃がさなきゃならないこともあるし、デザイン面だけではなく構造的にももはや必須項目!