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01 羊蹄山ロード

  道南の真ん中あたりにある羊蹄山。標高1989m、北海道を代表する名山のひとつで富士山のような形をしていることから、蝦夷富士と呼ばれ親しまれている。なだらかな斜面のシルエットが美しく、羊蹄山周辺の道はどこを走っても絵になる。国道5号、道道66号、97号、476号などを繋ぐと裾野をグルッと一周できるのでぜひ走ってみよう。道はアップダウンも少なく走りやすい。山の裾の周辺は雄大な畑が広がっていて、その向こうに見える羊蹄山がたまらない。撮影のときはできる限り景色が開けているところを探そう。また休憩ポイントとしては南に「道の駅・真狩フラワーセンター」東に「道の駅・名水の郷きょうごく」西に「道の駅ニセコビュープラザ」がある。周辺にはキャンプ場がいくつも点在しているのでどこかに宿泊して、朝日と夕日の羊蹄山を楽しむのもいい。国道5号を挟んだ西側はウインタースポーツのメッカ、ニセコ。こちらでは高原の風景を楽しむことができる。

羊蹄山ロード

住所:北海道虻田郡京極町付近  [GoogleMap]
アクセス:国道5号沿い

02 支笏湖ロード

  道南の支笏洞爺湖国立公園内にある支笏湖。日本最北の不凍湖でもある。透明度の高い美しい湖で周辺は豊かな自然に囲まれている。関東の湖などにありがちな騒がしさは皆無、湖畔に巨大なホテルなどもなくとても静かで落ち着いている。周辺は木々に囲まれているため、バイクで走りながら湖が眺められるポイントはそれほど多くない。最も綺麗に見えるのは湖の北側を走る国道453号。湖のすぐ横を国道が走っているので穏やかな湖を間近に、遠くには美しい恵庭岳を見ることができる。エンジンを止めると聞こえてくるのは鳥の声だけ、時々通る車の排気音がうるさく感じる。まあ自分もバイクで来ているので偉そうなことは言えないんだけどね(笑)。見通しのいい道だが景色に見惚れて事故らないように。もし気に入ったら湖畔にキャンプ場やライダーハウスがあるのでぜひ宿泊しよう。

支笏湖ロード

住所:北海道千歳市支笏湖温泉  [GoogleMap]
アクセス:国道453号・支笏湖沿い

03 積丹半島周遊国道

  北海道の南部、日本海に大きく突き出した積丹半島。半島全体に山が多く断崖絶壁が連続、海岸線が複雑に入り組んでいるため、他にはない独特の景観を楽しむことができる。そんな地形のため半島を周回する国道229号はトンネルが連続、とにかく風景が変化に富んでいて飽きることがない。次のトンネルを抜けたらどんな風景が現れるのか、次のカーブを曲がったら… ワクワクしながらバイクを走らせた。竜神岬、神威岬、積丹岬、丸山岬など個性的な岬がいくつもあるので岬めぐりも楽しめる。また積丹半島のウニはおいしいことでも有名。ウニ漁が解禁になる時期になると国道229号に沿って「ウニ丼」ののぼりが立ち並ぶ、ぜひ走りと一緒に海の味覚も楽しもう。

積丹半島周遊国道

住所:北海道積丹郡積丹町美国町  [GoogleMap]
アクセス:国道229号沿い

04 長万部海岸線ロード

  フェリーで函館に上陸して、北へ向かっている途中で最初に「北海道に来たなぁ~」と実感するのがこの道。国道5号&国道37号。どこまでもまっすぐに延びる長万部の海岸線、道路に沿って延々と続く電柱と矢羽根付きポール群、これぞまさに「北海道の風景」という感じだ。ひたすらまっすぐに延びる道以外にあるのは空と大地と海だけ。いや、それ以外はもう何もいらない! そんな気持ちにさせてくれる。ただし大型のトラックが多く飛ばしている上に、海風が横からダイレクトに吹いてくるので悪天候の日は注意が必要。天気がいい日は途中でバイクを止めて、海岸を少し歩いてみるといい。北海道の大きさを全身で感じられるはずだ。長万部といえば「かにめし」が名物、国道に沿っていくつか店があるので、ぜひこちらも一緒に味わっておきたい。

長万部海岸線ロード

住所:北海道山越郡長万部町長万部  [GoogleMap]
アクセス:国道5号&国道37号

05 オロロンライン

  北海道を訪れるライダーに好きな道をアンケートしたら、おそらく確実にベスト5に入るであろう国道232号「オロロンライン」。北海道の北部、日本海側の石狩市から天塩町まで続く道の愛称で、海の眺めが素晴らしい伸びやかな道が続いている。バイクで走ると最高に気持ちが良く、いつまでも走っていたい気分になる。ちなみに「オロロン」とは日本海の天売島にすむウミガラスの別名。鳴き声が「オロロン…」と聞こえることからオロロン鳥と呼ばれていて、その名前が道に付けられている。オロロンラインにはキャンプ場、展望台、日帰り温泉などが点在しているのでツーリングの魅力が満喫できる。さらに「道の駅・おびら鰊番屋」「道の駅・風Wとままえ」「道の駅・ロマン街道しょさんべつ」「道の駅・富士見」など休憩ポイントにはおいしい食事が揃っている。景色の良さ、走りやすさ、休憩の楽しみと三拍子揃った、極上のツーリングロードなのだ。

オロロンライン

住所:北海道留萌郡小平町字鬼鹿広富  [GoogleMap]
アクセス:国道232号沿い

06 稚内天塩線

  オロロンラインのさらに北にある海岸線の道が、道道106号だ。こちらもライダー憧れの道として人気が高い。天塩から稚内まで続くこの道の東側には原生花園が広がり、視線を西に向けると青い水平線。その間をまっすぐ一直線に道が貫いていている。交通量は少ないのでさらに気持ちよく走れる。途中には28基のプロペラが一列に並ぶ「オトンルイ風力発電所」、北緯45度を示すN字のモニュメント、悪天候時用に作られた「パーキングシェルター」など、ここでしか見られない景色がいくつもある。ちなみに僕がここを最初に走った30年前はマイナールートだったが、フラットなダートが50km以上も続く日本離れした風景にとても感動した。いまはすっかりメジャーでライダーの旅心を鷲づかみにしている。特に北部側は電柱もなく風景も広々としていて、道路から見える利尻富士がとても美しい。注意するのはこのルート(天塩~稚内)には店らしい店は一軒もないこと、素晴らしい景色を眺めながら食事をしたい人は必ず持参しよう。

稚内天塩線

住所:北海道天塩郡幌延町浜里  [GoogleMap]
アクセス:道道106号沿い

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