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ストーリー

  1950年代。いまのようなオフロードバイクがない時代。オンロードバイクのハンドルやタイヤ、マフラー等を交換、オフロードで走れるようにカスタムしたバイクでダート走行やレースを楽しんでいたという。そのようなバイクを当時「スクランブラー」と呼ばれ、欧米で流行していた。

ドゥカティ・スクランブラー

  そのような時代の流れに応えるように1962年にドゥカティはスクランブラーを登場させた。そして丸味を帯びたティアードロップ型のガソリンタンク、高性能なフレームなどが特徴のスクランブラーは大人気となった。しかし人気だったオフロードレースはより起伏の激しいハードなコースを走るモトクロスレースへ変化、合わせるようにオフロード走行に特化したモデルが続々登場。するとスクランブラーの人気も徐々に下降、1975年、ついに生産中止となってしまった。

それから約40年。長い時間を越えてドゥカティは、伝統のスタイルを復活させながらも新しいテクノロジーを投入した、「ポスト・ヘリテージ」と呼ばれる、新しいスクランブラーを登場させた。果たしてそれはどんなバイクなのか、まずその中身を紹介しよう!

4バージョン&オプション・アクセサリー

スクランブラー 4タイプ

  スクランブラーは4つのバージョンがある。その中心にあるのが、僕が今回乗る『アイコン』。カラーは‘62イエローとドゥカティ・ロッソの2色となっている。それからオフロード色の強いワイルドグリーンの『アーバン・エンデューロ』。トラック・レースをイメージしたディープブラックの『フル・スロットル』。70年代スタイルのイメージを引き継ぐビートニク・イエローの『クラシック』となっていて、好みによって選ぶことができる。

  さらにオプションパーツも多く、マフラー、シート、ロゴ、フェンダー、ホイール、ライトフレーム、ミラー、サイドカバー、スクリーン、各種バックetcと豊富に揃っている。さらに細かいサイドスタンドエンドやギアチェンジレバー、グリップ、スプロケットカバーまで用意されているのだから驚く。まさに組み合わせは無限大、自分だけのオリジナルスクランブラ―を作ることができるのだ。

オリジナルのアパレルもバラエティに富んでいる。ジャケット、シャツ、パーカー、パンツ、グローブ、シューズ、ゴーグル、ヘルメット、キャップ、ウオッチ、ベルト、バンダナ、カップ、ブレスレットに至るまで揃っているのだ。決まりきった形にとらわれず、自分が思うままにバイクとファッションで自分を表現する。それがドゥカティ・スクランブラースタイルなのだ。

パンフレット

スクランブラーのパンフレット

  サイズはA3、イエローをベースカラーにしたポップなパンフレットで、スクランブラーが持っている自由な世界観を写真やイラストで表現している。驚くのがエンジンやサイズなどのデータは一切掲載していないこと。カタログよりもポスターに近い雰囲気だ。