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    2017.06.12 / Vol.45

    都道府県別ツーリングガイド「長野県NAGANO」

CREDIT

藤原かんいちの体験的 都道府県別ツーリングガイド
VOL.05長野県NAGANO

30年以上日本全国をバイクで旅してきた藤原かんいちが、都道府県別のおすすめツーリングスポット、グルメ、ユニークな文化などを写真付きで紹介。今回はこれからツーリングエリアとしてピッタリな長野県。関東圏から近く、日帰りや1泊ツーリングちょうどいい距離。山あり、湖あり、ワインディングロードあり、歴史あり。楽しみ満載の長野県へ、バイクで出かけよう!!

01.ビーナスライン

ビーナスライン
シーズンになると全国からライダーが集まってくる

ライダーなら一度は走ってみたい憧れのルート「ビーナスライン」。長野県茅野市から上田市の美ヶ原高原美術館まで続く、全長約76 km続く観光道路で、四季折々のすばらしい自然の景色とダイナミックなワインディングロードが楽しめる。ライダー天国のような道だ。

02.渋峠

渋峠
この時は峠到着を記念にコーヒーを自分で入れて飲んだ

群馬県中之条町と長野県山ノ内町の間、県境にまたがる標高2172mの渋峠。道も景色も素晴らしい!国道292号にあり、国道で最も標高が高い峠として知られる。渋峠から数百メートル群馬県側へ行った「日本国道最高地点」の石碑があるので、見逃さないように。

03.安房峠

安房峠
白い雪を被る山々を眺めながら峠で小休憩

標高1,790m安房峠。岐阜県高山市と長野県松本市の間、国道158号の県境にある峠。松本と飛騨高山という観光スポットを繋ぐメインルートだが、ほとんどの車が安房峠道路(有料道)を通過するため、昔の安房峠の道は交通量が少なく貸し切り気分で走れる。

04.浅間サンライン

浅間サンライン
農地らしい香りが漂ってくるのも浅間サンラインの魅力

軽井沢と上田を繋ぐ27.3kmの広域農道で通称「浅間サンライン」と呼ばれている。並行している国道18号に比べると車も少なく、周りの風景も広々としているので気持ちよく走れるのでおすすめ。流れる高原の風を全身で感じながら、雄大な浅間山の眺めを楽しもう。

05.麦草峠

麦草峠
標高が高いので真夏でも涼しく走れる

メルヘン街道。茅野市と佐久穂町の境にある麦草峠は絶好のツーリングコースだ。ちなみに標高2127mは渋峠の次に国道としては標高が高い。峠からの見晴らしは良くはないが、カーブが連続する峠道の走り応えは十分。プラス奥蓼科温泉で温泉を楽しもう。

06.松本盆地

松本盆地
何でもない風景を楽しめるのも長野の旅ならでは

長野県では最も広い松本盆地。西に3000m級の飛騨山脈、東に2000m級の筑摩山地がそびえている。雄大な山々を眺めているだけでも信州地方を旅している気分に浸れる。盆地には田んぼや畑など農業地帯が広がる、ここでは急がず、のんびり風景を堪能しよう。

07.志賀高原丸池など

志賀高原丸池など
豊かな自然が残る志賀高原はぜひ訪れてほしい

長野県といえば爽やかな高原の風景が印象的。丸池や琵琶池など美しい池がいくつか点在する志賀高原はツーリングでぜひ立ち寄って欲しいエリア。国道で一気に走り抜けるのではなく、時間の余裕を持ってバイクを離れ、徒歩で高原の遊歩道を散策してみよう。

08.諏訪湖

諏訪湖
周辺は温泉の宝庫、無料の足湯もいくつかある

長野県最大の湖が諏訪湖。車道が周遊するように延びているので時間がある人はぜひ一周をして、様々な角度から諏訪湖を眺めよう。また周辺を高い山々がグルリと囲んでいるので山々から眺める湖も美しい。日本有数の規模を誇る諏訪湖祭湖上花火大会も必見!

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