BBB MAGAZINE

  • MotorCycleDays

    2017.11.15 / Vol.50

    都道府県別ツーリングガイド「石川県ISHIKAWA」

CREDIT

藤原かんいちの体験的 都道府県別ツーリングガイド
VOL.10 石川県ISHIKAWA

30年以上日本全国をバイクで旅してきた藤原かんいちが、自らが撮影した写真と共に紹介する、独断と偏見で選んだ都道府県別のおすすめツーリングスポット。10月に入り秋の気配も深まり、各地から紅葉の便りが届くようになりました。バイクのベストシーズンでもある10月は北陸地方、石川県をツーリングガイドします。金沢、日本海、能登半島を中心としたエリアはツーリングとして魅力的なスポットが点在。気候としてもベストなこの時期に、さあ、秋の石川県へ出かけよう。

01.能登食祭市場

能登食祭市場
能登の魅力がギュッと詰まった能登食祭市場

石川県でベストな道の駅&立ち寄りスポットが、みなとオアシス七尾「能登食祭市場」。古くから栄えた七尾港にある施設で、新鮮な海産物が並ぶ市場、能登の土産品、各種レストランやイベント広場など設備充実。食事、休憩、お土産、立ち寄っても絶対にソンはない。

02.国道249号

国道249号
能登半島のツーリングメインルート

能登半島をほぼ一周している国道249号は変化に富んでいるので、バイクで走るのに最適。ツーリングで能登半島を訪れたら必ず走る道で、西側の海岸線では砂浜、岩場など様々な海岸風景を眺められる。ぜひ、先を急ぎすぎず、展望台などに寄りながらゆっくり回ろう。

03.能登島大橋

能登島大橋
眺めのいい能登島大橋で能登島へ渡ろう

能登半島の東海岸、ぐいっとえぐれた七尾湾の真ん中に浮かぶ能登島は、意外と知られていない。2つの橋で繋がっているのであまり島という感じがしないが、ぜひ時間を作って渡ってほしい。能登島大橋から眺める海は美しく、まるで海の上を走っている気分になる。

04.ひょっこり温泉

ひょっこり温泉
開放的な露天風呂が嬉しいひょっこり温泉

空と海が眺められる露天風呂が人気の「ひょっこり温泉(日帰り温泉)」はおすすめ。大浴場にジャグジー、泡風呂などもあって入浴料は500円は安い。温泉を堪能した後100畳の大広間で横になれば、長旅の疲れも吹き飛ぶはず。食堂には名物の能登島バーガーもある。

05.白米千枚田

白米千枚田
世界農業遺産にも指定されている白米千枚田

小さな田が階段のように幾重にも連なり海岸まで続く。白米千枚田は「日本の棚田百選」や国指定重要文化財名勝に指定されている、能登半島屈指の観光スポット。特に棚田に水を引き始める5月の始めのころは、棚田の水面が鏡のように輝き、幻想的な風景になる。

06.巌門

能登金剛の巌門
荒々しい自然の力が創り上げた能登金剛の巌門

羽咋郡志賀町の海岸線一帯、約29キロが「能登金剛」と呼ばれている。国立公園に指定されている景勝地の代表が「巌門」。日本海の荒波、浸食によってできた自然の洞窟は高さ15m、奥行き60mにも及ぶ。また、松本清張の小説「ゼロの焦点」の舞台としても知られている。

07.増穂浦海岸にあるベンチ

増穂浦海岸にあるベンチ
おーっ、こんな長いベンチ見たことがない

能登半島にある世界一を知っているだろうか? それは増穂浦海岸にあるベンチで長さ460.9メートル! 日本海に沈む夕日を見てほしい、という思いから作られたベンチなのだが、ひとりで座っていると何とも言えない孤独感を感じるだけど、それは僕だけ?(笑)

08.輪島の朝市

輪島の朝市
海産物は干物、乾物が多く、漬け物、野菜、果物、菓子などある。

平安時代から続く輪島の朝市。元気なおばさんの声が響く。野菜は農家のお母さん、海産物を売るのは漁師町のお母さん、最近は減ってしまった心の触れ合いが、ここにはまだ残っている。11時ごろにはお店をたたみ始めてしまうので、8時頃には着くようにしたい。

人気コンテンツ