BBB MAGAZINE

  • レストア野郎 MONKEY編

    2016.10.24 / Vol.01

    モンキーレストア作戦開始です!

CREDIT

    • ライター
    • 執筆

    NANDY小菅

    • 撮影

    NANDY小菅

    • バイク

    MONKEY

ナンディさんにとって「モンキーがタダでありますけどいりますか?」との返答には「はい」か「YES」以外の選択肢はない。そして今回やってきたのがこのモンキー。

ボロボロモンキータンク

まともに動くのはそこそこ高いけど、動かないボロはかなりお買い得だぞ!

ボロボロモンキー

タダで貰ってきたモンキーがベースなので、どうにもならないくらい錆びていて...いやむしろ朽ちています。これを2017年のモンキー50周年メモリアルイヤーに合わせて美しく蘇らせてみたいと思います。再生できるものは出来るだけ再生していきますが、買った方が早いものは年式に拘らず交換していきます。しかし、ただノーマルの車両を製作していくのでは面白くないので、多少はスペシャル加工も施していきたいなぁ...と。但し、あくまで可愛らしいノーマルルックは崩さずに、モンキーの持つポテンシャルを上げる方向です。ちなみにモンキーは一般的に古い形から順にM型、A型、4L、5L、FIという5種類に大きく分類できます。その中でも『5L』が一般的にモンキーと言えば思い浮かべる姿でしょう。4Lは4リッターガソリンが入るタンクのちょっと古いモンキーで、5Lは5リッター入るタンクのモンキーです。レストア野郎も今回で『シーズン5』。そこで『5Lモンキー』というのも何かの縁でしょう!やってやるぜ!!

モンキーレストア作戦開始です!
モンキー

かろうじてモンキーのシルエットを保ってはいますが、キャブとマフラーがまず見当たらないし、反対側はリアショックが1本付いてませんでした...。しかし「これはこれでやりがいがありそうじゃん!」となるのがレストア野郎でしょう!

合わせホイール
タイヤもヒビ割れている

モンキーの特徴の一つが合わせホイール。しかしこの合わせホイールは丸く開けられた穴の合わさる部分の隙間から水が入ると中が錆びて最後はボロボロになるのです。今回も空気を入れてみたら裂けたホイールからチューブが飛び出してきました。このフロントホイールはもう使えないので交換ですね。山はありますが、タイヤもヒビ割れていてとても使える状態ではないので前後交換します。

ガソリンタンク

ガソリンタンク
ドでかい穴が開いてました

ガソリンタンクはそもそもタンクキャップが付いていませんでした。中はサビが酷く...って、外してみたらドでかい穴が開いてましたよ!! これも交換するしかないなー。

シート
ビリっと縫い目から割けました

「どうやらシートは大丈夫そうだな」と思って座ってみた瞬間、ビリっと縫い目から割けました。これはシート張替で対応したいですね。

キャブ

キャブ
キックを下してみる

キャブが外されていたので当てにはしていなかったのですが、キックを下してみると圧縮が確認できたのはラッキー・クッキー・八代亜紀。でも開けてみるまで中身がどうなっているかは誰にも分かりません...。

ライトのリム
走行距離は2497km

ライトのリムはサビで今にも朽ち落ちそう。ライトケースは鉄ではなくプラスチック製でした。走行距離は2497kmを刻んでますが、全部直したらまだまだ走らせてあげますよー!

全バラ前にはCRCぶっかけ作戦です!
完全にサビ付いている

各部は完全にサビ付いているので、2~3日前からKURE 55-6などの潤滑材をボルトナットには全て吹き付けておく。取り外す前から潤滑材を浸透させておけば、ネジも回りやすくなるのです。

生き残っていたのが配線
くたびれたゴム類

意外に生き残っていたのが配線。さほど硬くはなっておらず、プラスチック系の配線留めなどもまだ生きていたので、このまま使用出来そうな予感。でも、くたびれたゴム類は新品にした方が気持ち的に良さそうです。

外装類を外していく
マウント部分

外装類を外していきますが、後のフェンダーはフレームとのマウント部分にゴミが溜まってサビ果ててました。このリアフェンダーも使えないことが判明。

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