手配パーツ紹介

スピードメーターパッキン

スピードメーターパッキン
ハンドルアッパカバー(ライトカバー)とメーターの間に入るパッキンが、あまりいい状態ではなかったので手配。ただし、はみ出し部分をキレイに切り取って整えてやる必要があります

グリップ

グリップ
リプロ品だけど、グレーはスタンダードなカラー。オリジナル同様ピアッジオのロゴマークが入り、格子状のデザインを採用。長さが2種あって、VNB2は短いほうが使われています

ハンドルカバースペーサー

スペーサー
正確な役割はちょっと不明なんですけど、おそらくハンドル上カバーとハンドルパイプのセンター出しだったり、クリアランスのためのスペーサーだと思われます。リプロ品で調達です

リフレクター&リムパッキン

リフレクター&レンズパッキン
どちらも欠品パーツだったので手配したもの。リフレクターとレンズを合わせてライトリム内側から入れて、クリップで押さえる構造。まだレンズとバルブソケットが欠品しています

ホーンマウントゴム

ホーンマウントゴム
前回用意できたホーンとフレームの間に使います。ちなみにパッキン系ゴムはすべて加工する必要があって、はみ出し部分を切り取って整えたり、ものによっては削ることもあります

ロワ側のベアリングレース

ロワ側のベアリングレース
フレームのハンドルポスト部下側のベアリングレース。フォーク側に使用するベアリングレースとの対でベアリングの玉を受けます。未撮影ですが、ベアリングの玉は用意済みです

サドルフレーム&荷掛けフックジ

サドルフレーム&荷掛けフック
前回はイメージ作りのために同形状のサドルフレームを乗せてみましたが、リプロ品でオーダーしたものが届いたのでこちらを使います。前端に装着する荷掛けフックも調達しました

シート表皮&シート後部ハンドル

シート表皮&シート後部ハンドル
サドルフレームにかぶせるシート表皮、後部の穴位置を通してサドルフレームに装着するハンドルを調達。シート表皮後部の穴がないものも選べ、ハンドルレス仕様にすることも可能

ガソリンタンク〜フレーム間ガスケット

ガソリンタンク〜フレーム間ガスケット
通称ダルマテールと呼ばれるものが正しく、たまたま在庫していたものを使うことに。じつは別のVB系モデルが正しくない状態だったので、それを交換して外しておいたもの

コックレバー/コックゴム/チョークノブ

コックレバー/コックゴム/チョークノブ
ツマミがプラスチックだったので、アルミのコックレバーを調達。コックゴムはシャフトを貫通させてフレームとのパッキンになります。チョークノブのツマミはゴム製のものを調達です

サイドパネルゴム

サイドパネルゴム
1台分が一巻きになった長さのゴムなので、それを必要な長さに切って使用します。なので加工やひと手間はマストです。ちなみにフロアレールゴムも頼むと1台分一巻きで届きます

テールライト用ベースゴム

テールライト用ベースゴム
ダルマテールに合わせた形状となっています。フチを整えたり、配線や固定ボルトが通る穴を開けてやる必要があります。開ける穴の位置は凹みがあるのでとくに難しくはないです

ジャンクションボックス

ジャンクションボックス
エンジン内で発電した電気を中から取りだす配線をつなぎ、内部で振り分けフレーム側へとつなぐジャンクションボックスです。取り付け位置はエンジンのケース後端部になります

エアクリーナーの蛇腹ゴム

エアクリーナーの蛇腹ゴム
エアクリーナーとフレームとをつなぐ蛇腹ゴム。エアクリーナーに空気を送り込む通路で、エア吸入口はシート下前端部。蛇腹部分は本来もっと鋭角で、形状に少々不満があります

フロアパネル

フロアパネル
フロアパネルを新しいものに入れ替える予定で調達。写真では真裏側なので、オリジナル同様に正しく補強されています。スポット溶接でつなげられた部分を切り離して交換します

今後に向けて課題を整理

 ここまでに紹介した手配パーツのほか、今後の課題としてわかりやすい事例をともなうものがあるので紹介したいと思います。ここまでに触れている内容ばかりですけど、おさらいという意味で整理しておきますね。  まずはフェンダークレスト。リプロ品で手配したものですが、 取り付けのための足の位置と角度が悪くてそのままでは使えないものでした(写真c)。ちなみに手持ちの部品在庫に同形状のものがあったので合わせてみたところ(写真d)、穴位置はピッタリなのに足が細すぎました。届いたパーツ類への加工やひと手間はけっこう当たり前のことなので、結論として届いた手配パーツのほうを加工して装着する予定とします。  続いてレバー・ピボットボルトなんですが、オリジナルで付いているもののサビが多かったので手配したもの(写真e)。再メッキするよりも、リプロ品を使うほうが仕上がりのイメージに近いといった判断です。最終的には塗装が終わって組み上げる段階で、マッチングやバランスなどの雰囲気を見ながら決定することになります。けっきょく狙ったレストアのレベルに仕上げるため、メッキもいくつかやっておき、できの良いものだったり、イメージに合うものを使うようにするワケです。  最後はピアッジオ・エンブレムで、前回のものが右で今回届いたものが左になります(写真f)。形状や質感、雰囲気など、どちらのほうがオリジナルに近いのかを調べ、最後の最後に雰囲気を見て決めるつもりでいます。  というワケで今後は"ひと手間加える"だったり、"加工後の仕上がりを見て使うものを決める"といったことが必要になっていきます。

以上、今回はここまで!

 みなさん、「レストア記」どうですかー? どんどんマニアック度を深めてますけど、付いてこれてますかー? まあ、レストアの世界に触れることって、通常の"乗りもの好き"というレベルでは現実的にほとんどないですもんね。  よく中古車両でも"フルレストア済み"なんて説明文を目にしますけど、それってほとんどの場合が"フル仕上げ"くらいなもの。こう言っちゃなんですが"フルレストア"ってとんでもなくハイレベルなものなので、そういった難しさや奥深さを少しずつお見せしていきたいって考えてます。  なので次回もチェックお願いしますね!!

それでは次回をお楽しみに!