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VespaGP Round2

VespaGP Round2/日程:2017年5月14日(日) 場所:茂原ツインサーキット 主催:VespaGP事務局

VespaGP第2戦はスプリント形式のDayレース

  前回の当連載では久しぶりの「スモールで遊ぶ編」として、VespaGP・2017シーズン開幕戦レポートをお届けしました。小さなベスパでもけっこう迫力の展開を見せてくれたり、豪雨の中でも熱いバトルを繰り広げていたりと、ちょっぴり興味が湧いてきたという人も多いんじゃないですか?

  今回はそんなVespaGP・2017シーズンの第2戦レポートをお届けする事にします。ある意味でVespaGPらしさ溢れる展開が期待できるスプリント形式での開催とあって、シーズンの行方を占うには持って来いと言えるでしょう。なにしろ開幕戦は"肩慣らし"的なニュアンスも込められた耐久レース(実際は豪雨ということもあって相当ハードなレースでしたが……)だったので、VespaGP本来のサイドバイサイドな熱いバトルはここからという事になりますからね。

  スプリント形式で行われるVespaGPでは基本的に練習走行、予選、決勝と3度のコースインがあり、参加ライダーはそうしたコースイン前に給油(Photo1)や空気圧(Photo2)、場合によっては転倒のダメージがないかのチェック(Photo3)などをして万全の状態で出走していきます

  第2戦レースレポート用として画像提供していただいた2チームをご紹介しておきます。どちらのチームもライダーはレースに専念しているワケで、撮影役をがんばってくれたチームクルーのみなさん達にも感謝です!

  茅ヶ崎のベスパショップを母体とするTeam茅ヶ崎ボングー。#20は尾西洋一選手、#29が福嶋誠弥選手。今回はそれぞれGP-Classの2位と3位で表彰台をゲット!

  最近めっきりベスパ大好きとなっている佐藤兄弟達によるTeam SugerBroters。#27は佐藤充弘選手、#43が佐藤守孝選手。今回順位的に振るわなかった2人だが次戦に期待!

小雨ながらきっと雨は止むハズ!

VespaGP Round2走行風景

  さて、それではいよいよレースレポートです。開催日は5月14日(日)、会場は茂原ツインサーキット・西コースでした。前日からの雨を引きずるような小雨という天候に、参加ライダー達の顔もイマイチといった表情。さすがに前回の豪雨レースで、思うようにアクセルを開けられなかった記憶がダブるのかも知れません。

  そんなライダー達の気持ちを無視するように、レースはタイムテーブル通りに動き始めます。予定では8:30〜9:00/ブリーフィング、9:10〜/練習走行(10分間)、10:20〜/予選(タイムアタック形式、8分間)、12:00〜/決勝(12周)、12:30〜/表彰式となっていて、まずは練習走行で各車コースインを開始します。

  わずか10分だけという短い時間ながら、ライダーにとってとても重要な練習走行です。ライダーそれぞれによって重きを置くポイントに差はあるでしょうが、マシンの状態把握、セッティング、コース状況、ライン取り等々、やるべきことはたくさんです。そんな事を想像しながらコースインした各車を見ていると、慎重にそれらを確認しているように見える通常のGP-Classライダー達、スゴいペースでそれらを処理しながらどんどんペースアップしていくエキスパートのMaster-Classライダー達というように感じられます。

  2クラス混走のため、コースインするライダー達はGP-ClassもMaster-Classも集結する(Photo4)。GP-Classライダー達は経験値もさまざまなせいか、練習走行のペースも各車各様といった印象(Photo5)。百戦錬磨のMaster-Classライダー達ともなると、コースインと同時にけっこうなハイペースで周回していく印象(Photo6)です

  今回のVespaGP第2戦は茂原ツインサーキットが主催する"茂原MOTOWEST-GP 2017"の1カテゴリーという位置づけで開催されました。そのため当日はS1-GPの参加者達とも一緒にブリーフィング&記念撮影をすることになりました。

  集まってきた各レースの参加者達(Photo7)。ブリーフィングのようす(Photo8)。全レース参加者合同の集合写真(Photo9)も一致団結して撮影です

路面の大部分がドライに変わるも気は抜けない

予選がスタート

  練習走行から約1時間後、ついに予選がスタートです。どのタイミングでコースインするか、しかしタイムアタックはトータルで8分間のみですからもたもたしているワケにもいきません。そうした駆け引きをしながら予選が繰り広げられていきます。

  そんな予選は42'555/平均時速59.217km/hがベストラップ。マークしたのは……なんとGP-Classに初参加の#29福嶋誠弥選手でした。予選2番手タイムは42'754の#5菊地信康選手、以下42'806の#36南徹選手、43'751の#92吉岡明典選手と続き、2番手〜4番手はMaster-Classライダー達が占めています。

  さらに予選5番手以下は44'892/#10和田友和選手、45'305/#9菊地栄治選手、45'748/#1藤井公人選手、48'057/#20尾西洋一選手、48'069/#43佐藤守孝選手、48'714/#27佐藤充弘選手、50'242/#33尾崎雅夫選手と続き、全11台の予選結果が出揃いました。

  これにより決定した決勝グリッドは前側にGP-Classが並び、その後ろにMaster-Classという布陣。しかもGP-ClassではVespaGP名物とも言えるリバースグリッド方式(予選結果の遅い順)が採用されるので、ポールポジションは#33尾崎雅夫選手となっています。

  そして2番グリッドには#27佐藤充弘選手。以下#43佐藤守孝選手、#20尾西洋一選手、#1藤井公人選手、#9菊地栄治選手、#10和田友和選手が続き、8番グリッドには予選トップの#29福嶋誠弥選手というオーダー。ここまでがGP-Classで、その後方にはMaster-Classの#92吉岡明典選手、#36南徹選手、#5菊地信康選手の3選手が並んでいます。

  予選に向け再度コースインしていくライダー達(Photo10)。この日の予選で注目を集めたのは#29福嶋誠弥選手(Photo11)。Master-Classの#36南徹選手と#5菊地信康選手に引っ張られた事によるのか、自分なりの速さからなのか、今後目が離せない選手の1人と言えそうです