バイクワード大辞典

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カウル(フェアリング)

走行時ライダーへの空気抵抗を減らすために装着される外装パーツ。主にスポーツレプリカ系やツアラー系などのスポーツバイクに装着されることが多い。

本来はライダーへの風当たりを軽減したり空気抵抗を減らすためのものだが、カウルの形状によってはダウンフォースを発生させるものや、直進安定性を稼ぐものもある。
ツアラーのカウルは比較的大きくスクリーンも立ったものが多いのだが、近年のスポーツバイクはカウルの面積が小さくなってきている傾向が見える。

これはレースシーンからフィードバックされていると考えられ、世界選手権でもMotoGPクラスがスタートした2002年からその傾向が高まってきている様に思える。
数年前、かの有名なライダー、ヴァレンティーノ・ロッシはホンダに在籍していた時、プロトタイプのRC211Vのカウルの小ささに文句を言い、あえて大きいカウルを装備したタイプのものを別注させた経緯もあるらしい。
当然小さいカウルを装備しているにはわけがある。小ぶりなカウルを装備する事によって、無駄な空気抵抗を減少させ、旋回性や旋回時の安定性を向上させることができ、結果的にラップタイムを上げる事が出来るらしい。大きいタイプのカウルを別注させたロッシも、テスト時に結局小さいタイプのカウルに戻したという話があることからも、どちらにメリットがあったかは明白だ。

カウルの材質は強化プラスチックやカーボンなど様々。DUCATIの高級モデル等はカーボンのような贅沢な素材を採用している事が多い。ちなみに近年プラスチック自体もかなり強度が増しているので、現代のカウルは一昔前に比べれば割れにくくなっているように感じる。

カウルのカバーする面積によって、分類できることも忘れてはいけない。ネイキッドモデルのヘッドライト周辺に装着される小さなカウルを「ビキニカウル」。スポーツバイクやツアラーに多いエンジン部やハンドル周りを全てカウルで覆う「フルカウル」。TL1000SやVTR1000Fの様に上半分はフルカウルだが、下半分がカウルが無い「ハーフカウル」と分類わけすることが出来る。

また、車種によってはカウルの有無で車名が変わる。ネイキッドのビキニカウル等の有り無しで名称が変わるのが顕著なパターンだ。(例:ZRX、ZRX-?やCB400SFとCB400SB等)

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