HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ ドリーム50の歴史

XLR80R(HD10)/1987年(昭和62年)

ドリーム50のエンジンのルーツがファンライドモデルのレーサーXR80R。その公道モデルとして登場したのがXLR80Rとなる。1986年12月発売の兄貴分XLR250R(MD20)そっくりの外観に加え、ミニオフロードながらもストローク量140mmのフロントフォーク、プロリンクサスの採用、715mmという低いシート高、乾燥重量71kgという軽量な車体で、オフロード入門バイクに最適な1台。エンジンはフラットなトルクのOHC2バルブ単気筒、79ccで6.8psを発生し、この縦型エンジンは後に多くの車種に流用され、近年ではエイプ50やXR50モタードがそれにあたる。

ドリーム50(AC15)/1997年(平成9年)

1960年代のレーシングマシンCR110を彷彿とさせるスタイリングで登場したドリーム50。エンデューロレーサーXR80Rをルーツとするエンジンは、世界最小50ccのDOHC4バルブ、セミカムギアトレインの単気筒で、通称「ミッキーマウス」と呼ばれたCRのエンジン造形を継承している。細身のロングタンク、丸いシートカウルのシングルシート、前後18インチのH型アルミリムが組まれたスポークホイール、レッドのフレームなどもCRのイメージそのもの。2003年、HRCからはレース用パーツを組み込んだコンプリートモデルのドリーム50R、2005年にはフルキット装着のドリーム50TTも発売された。

エイプ50(AC16)/2001年(平成13年)

DOHC4バルブとOHC2バルブ、エンジン外観からするとまったく想像がつかないかもしれないが、ドリーム50とこのエイプ50は同じXR80Rのエンジンをルーツとする。スーパーカブ50やモンキーの横型に対して、50ccクラスの縦型エンジン搭載モデルは1980年のCB50S(AC02)やXL50S(AD03)以来のものとなる。2007年12月にはインジェクションの採用と触媒の追加で排ガス規制に対応。2008年11月にはXR50モタードの後を受け継ぎ、前後ディスクブレーキ&キャストホイールを装備したエイプ50タイプD(AC18)も追加ラインアップ。
  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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