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  • レストア野郎 TZR250編

    2018.04.12 更新 / 記事数 5

レストア野郎 TZR250編

まるでレーサーTZ250の公道版のような姿で1985年に登場した初代TZR250(形式名:1KT)。それから4年後の1989年には初代よりも更にレーシーな装備で『3MA』という形式名から、通称サンマと呼ばれる二代目がデビュー。特徴的なのは唯一無二の後方排気システムで、テール部分から突き出たサイレンサーはレースイメージそのもので当時のライダーたちの心を躍らせたものだ。尖った設計はストリートで絶賛される…ということは少なく、テールエンドに排気口をもってきたことで重たいハンドリングを生み出し、ライバル車に負けじと設定されたエンジン特性もかなりピーキー。シートカウルのほぼ全てが排気装置で埋められているため長時間のライディングでは尻が熱くなるなど、サーキットならともかく、街中で乗るには散々な部分もあった。 しかし、面白みの欠けたバイクばかりのこの世の中、あらためてこういうバイクに乗ってみるのは一興だ! 2ストローク独特の甲高いエキゾーストサウンドと焼けるオイル匂い、飛散してTシャツやジーンズに付いたオイル痕を見れば、すぐさま90年代のバイクブームが脳内で蘇るのだ!! そこで今回はTZR250SPをレストアしてみます!!