HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

スズキ DR-Z400SMの歴史

DR-Z400S(SK43A)/2000年4月(平成12年)

エンデューロレーサーDR-Z400と同時に開発され、ライトやウィンカーなどの保安部品を装備したのがDR-Z400S(SK43A)。エンジンはコンパクト設計の新開発水冷4ストDOHC単気筒で、分割式のアルミ製シートレール部とした、クロモリ鋼ダブルクレードルフレームを採用。BSR36キャブ(レーサーではFCRφ39mm)を採用し、2スト250ccと同レベルの40psを発生。フロントフォークはRM譲りのφ49mm正立カートリッジタイプ(圧14/伸18段減衰調整可能)、リアショックはシリンダー径φ50mmのピギーバック式で、それぞれアジャスタブル式。21/18インチのアルミリム、前後ディスクブレーキにアルミスイングアームなどの構成もレーサーそのもの。セルやラジエーターファン、デジタル式多機能メーターと、公道車としての装備も充実し、まさにレーサー感覚をナンバー付きで楽しめるモデル。

DR-Z400SM(SK44A)/2004年12月(平成16年)

DR-Z400S(SK43A)ベースのモタードモデル。オンロードモデルであることを考慮し、RM譲りの足回りが奢られ、フロントフォークはφ49mm正立からφ47mm倒立に変更され剛性アップ。フォークのオフセット量や前後のホイールトラベル量を新たに設定。17インチホイールに合わせてスイングアームも新設計されている。ブレーキはフロントにφ310mmディスク+ニッシン製ピンスライド2ポットキャリパー、リアにφ240mmディスクを採用し、水冷DOHC・40psのエンジンに負けない強力なストッピングパワーを獲得した。2006年モデルではレンサルのファットバーと、前後アクスルスライダーを採用。また、ブルーのリムにブルー系の特別色を施した限定300台のDR-Z400SMZも発売された。唯一のライバル車であるXR400モタード(ND08)は空冷SOHC・30psとアンダーパワーだったため、パワフルさでは圧倒的にDR-Z400SMが上である。
  • このページはスズキ株式会社とモーターマガジン社のご協力を頂き製作しています

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