1991年の東京モーターショーで発表され、同年12月に発売された「GOOSE(グース)350」は、「シングルの全く新しいカテゴリーの創出」をコンセプトに造られ、“シングルスポーツ”という新しいジャンルのマシンとして誕生した。それまでのシングルとは異なり、コーナリングを楽しめるシングルとして、国産ではGOOSEが唯一無二の存在であり、それがユーザーの心を刺激した。
GOOSE350を追って、数ヵ月後にはGOOSE250も登場。フロントフォークは倒立から正立タイプへ変更され、オイルクーラーは未装着となった。その他の装備は基本的に同一。「軽量」「コンパクト」というシングルエンジンのメリットを、コーナリング性能を上げる方向で生かしている。
「シングルスポーツ」というコンセプトは外観にも表れている。あたかも、レーサーレプリカからカウルを取り外したかのようなスタイル。その気にさせるハンドルやステップの位置など、バイク全体に漂う雰囲気は、まさに走りを強く意識したものだ。
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