HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ VRX400ロードスターの歴史

スティード400(NC26)/1988年(昭和63年)

他車の流用ではなく、ビッグエンドを同ピンとするV型2気筒を新開発。ステアリングヘッド、クランクケース、リアアクスルをつなぐ大きな三角形で構成され、一見リジッド風のリアサスとフレーム、1600mmというロングホイールベースが特徴だ。グラマラスなティアドロップタンクや包み込むようなルーズクッションシートなど各部の作り込みも入念で、ハンドルはフラットとプルバックの2種類から選択できた。スタンダードのVLXは後にシーシーバーを装備、95年にはシンプルなVCL、96年にはディッシュホイール&ボブテイルリアフェンダーのVSE、98年にはスプリンガーフォークのVLSとバリエーションを増やした。

VRXロードスター(NC33)/1995年(平成7年)

スティード系の横置き52度Vツインエンジンを丸型鋼管ダブルクレードルフレームに搭載。最高出力は33psと高出力とは言えないが、独特の鼓動感は十分楽しめるモデル。直径1インチのハンドルバー、メッキ処理された右2本出しマフラー&前後17インチホイール、砲弾型メーターなどの装備と、レトロ調、ネオクラシック調の外観で400ccクラスに新時代の風を吹き込んだ。アメリカンモデル以外では数少ない400ccVツインロードモデルとなる。1996年にはエンジンやマフラーをはじめ、各パーツをブラックアウトした「スペシャルブラック」も発売された。こちらはとても重厚なイメージのモデルとなる。

シャドウ400(NC34)/1997年(平成9年)

95年、USホンダによる1100ccのシャドウACE(アメリカンクラシックエディション)が登場し、シャドウシリーズがスタート。そのクラシカルなスタイルをそのままにラインアップしたのがシャドウ400だ。ティアドロップタンク、鞍型の大型シート、ディープフェンダー、太目のタイヤ、ワイドハンドルを採用し、エンジンはスティード400をベースに吸排気系を変更し、ギヤをワイドレシオ化したものを搭載した。同年には兄貴分のシャドウ750、98年には1100ccのシャドウエアロ、01年にはシャドウスラッシャーとシャドウスラッシャー750の登場で、スティードの後を受け継ぐのに十分な顔ぶれとなった。
  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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