HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

カワサキ バルカン1500クラシック(1996年モデル)の基本情報

Vツイン世界最大排気量を誇った「バルカン1500クラシック」

400ccクラスのVツインアメリカンが充実してきた1990年代半ば、リッタークラスというとシャドウ1100ACE(アメリカンクラシックエディション・SC32)やXV1100ビラーゴ(4PP)、ワンクラス下がってスティード600(PC21)やイントルーダー800(VS52C)の4車種程しか存在しなかった。そんな状況下でカワサキが投入してきたのが、当時、量産車のVツインとしては世界最大排気量の1500ccエンジンを搭載したバルカン1500クラシック(VNT50D)と、ツアラーモデルのバルカン1500クラシックツアラー(VNT50G)だ。

もともと、輸出モデルとして存在したVN15がモデルチェンジし、それが日本国内でも発売された形で、エンジンはVN15の1470ccを受け継ぎ、最高出力61psながら、最大トルクは3000rpmで11kgを発生し、300kg弱の車体でも余裕の走りを実現した。初期は4速ミッションにCVK40キャブ仕様だったが、1998年モデルで5速化、2000年モデルでインジェクション化され、KLEENを採用し排ガス規制に適合させた。「クラシックツアラー」も同様の変更を受けている。

ウインドスクリーン、34リットルのサイドバッグ、ダブルディスクやキャストホイールなど専用装備で充実化させた「クラシックツアラー」、ディープフェンダーやサドルシートで1940年代の雰囲気を醸し出した1999年登場のバルカン1500ドリフター(VNT50J)、スポーツクルーザーをコンセプトに丸味を帯びたデザインと倒立フォーク、キャストホイールなどを採用し、エンジンもリファインされたバルカン1500ミーンストリークと、バルカン1500だけで4モデルをラインアップし、カワサキは他メーカーよりも充実していた。バイク選びの際にはぜひ注目しておきたいところだ。

  • このページはカワサキモータースジャパンのご協力を頂き製作しています

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