HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ VTR250の歴史

VT250スパーダ(MC33)/1988年12月(昭和63年)

エンジンは一時期併売されたVTZ250(MC15)と同じ40psのものを搭載。フレームは世界初の一体成型アルミ鋳造フレーム「CASTEC(キャステック)」を採用。φ37mmのフロントフォーク、プロリンクサス、角型断面スイングアームといった足回りの組み合わせで、スポーツ走行でも申し分ない剛性を誇った。740mmの低いシート高で女性ライダーからの支持も高かった。スタイリングは同じVツインのブロス・シリーズにも似ている。1991年には、同系エンジンを搭載しながらまったくキャラクターの異なるゼルビス(MC25)が登場。一時は「VT」の名がなくなった。

VTR1000F(SC36)/1997年4月(平成9年)

新開発の水冷DOHC90度Vツイン995ccエンジンを搭載し、1997年に登場。2001年にはタンク容量を16リットルから18リットルにアップ、 多機能デジタルメーターの採用、リアサスのグレードアップ、グリップ位置を16mmアップなど、快適性を向上。2002年にはリモコンイモビライザー用プレワイヤリングも追加した。同系エンジンはXL1000Vバラデロ(1999年)にも搭載され、2003年モデル(2002年11月発売)を最後に国内モデルはラインナップから外れたが、輸出モデル(逆車)VTR1000Fは継続販売された。

VTR250(MC33)/1998年1月(平成10年)

ピボットレス式のスチール製トラスフレームに伝統のVツインエンジンを搭載。32psとパワーは抑えられているが、139kgと軽量な車体でスポーツライディングも十分楽しめるモデルだ。不等長吸気管や5本キャストホイールなどに変更はなく、2003年モデルで前後サスのセッティングを変更し、シート形状を見直すことでシート高を20mmダウン。ハンドル位置を15アップ&20mmバックさせ、楽なライディングポジションとなった。2007年1月発売モデルで一度ラインアップから外れるが、2009年3月にはデザインを一新し、フューエルインジェクションを採用して復活した。
  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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