HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

スズキ スカイウェイブ400(2001年モデル)の歴史

スカイウェイブ400(CK41A)/1999年(平成11年)

1998年2月に登場したスカイウェイブ250(CJ41A)のスタイリングをそのままに、32psを発生する400ccエンジンを搭載したのがスカイウェイブ400(CK41A)だ。シーシーバーやパーキングブレーキを装備した上級モデルの「タイプ?」をベースに、φ41mmのフロントフォークは肉厚を上げ、フレームも一部肉厚を上げ、貫通のクランクケースブラケットを追加するなど、剛性を上げている。また、スポーツバイクと同様のリアサスには調整機構を装備した。前後13インチホイール、大容量33リットルのシート下スペース、前後連動のフロントφ260mm、リアφ210mmのディスクブレーキ、大きなウインドスクリーンなどは共通。400ccクラス初のビッグスクーターは、そのパワフルさで高速・長距離・タンデム走行を余裕でこなした。後発のオーバー400ccモデルが専用設計だったのに対し、250ccと共通設計なのがスカイウェイブ400の特徴とも言える。

スカイウェイブ400(CK42A)/2000年(平成12年)

CK41A型からモデルチェンジしCK42A型となり、新排ガス規制に適合。TPS付きCVK36キャブで実用域での扱いやすさと余裕の高速性能を両立している。スクリーンの形状を変更し、ヘッドライト上部に3段階式エアインテークを装備。テールランプは視認性の高いコンビランプを含め、角ばったデザインに変更された。バックレストは5段階に調整でき、シート下収納スペースは約53リットルとCK41Aの33リットルから大幅に容量アップし、XLサイズのヘルメット2個、テニスラケット2本、A3サイズのアタッシュケースまで積める。リモコン式リアサスは7→34段階調整式となり、パーキングブレーキ操作性を向上させるなど、細部に渡って変更されている。前後13インチホイールや前後連動ブレーキ、φ41mmのフロントフォークはCK41Aを受け継ぎ、マフラーも共通対応だ。2002年にはCK43A型へとフルモデルチェンジしインジェクション化(FI化)される。
  • このページはスズキ株式会社とモーターマガジン社のご協力を頂き製作しています

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