HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ NS-1の歴史

NS50F(AC08)/1987年2月(昭和62年)

60km/h規制以降、人気が落ちたゼロハン(50cc)ロードスポーツだが、このクラスのマーケットを拡大すべく、ホンダが投入したMBX50F(AC08)の後継モデル。GPレーサーNS500のゼロハンレプリカとも言えるNS50Fは、「エアロ」のサブネームのとおり、ヘッドライト埋め込みのハーフカウルはタンク一体型で、エアロダイナミクスそのもの。タンクからテールカウルまでボディフォルムは美しい仕上がりとなっている。エンジンは水冷2スト・ピストンリードバルブで、4葉式リードバルブを装備し高い燃焼効率を実現し、クラス最高の7.2psを発生。また、ベンチュリー型エキゾーストにサイレンサー別体式チャンバーを装備し、低中速のレスポンスをアップした。フレームは高剛性のセミダブルクレードルを採用。足回りは前後17インチアルミキャストホイールに、デュアルピストンキャリパー採用のフロントディスクブレーキと、充実した装備を誇った。

NS-1(AC12)/1991年2月(平成3年)

フルサイズ50初のメットインスポーツバイク。スタイリングはエントリーライダーの好みにマッチングさせたNSR250R風で、125ccクラスの大柄なボディ。24リットルのメットインスペースは通常のガソリンタンク部分を使用したセンタートランク方式。これに伴い、ガソリンタンクはシート下に移動し、給油口はテールカウル内に収まった。エンジンはNS50F系の、NSR50でも定評のある水冷2サイクルピストンリードバルブ単気筒で、新設計マフラーとあいまって、低中速から高速までオールマイティーに回る、非常に扱いやすいエンジン特性となっている。前後ディスクブレーキは放熱性に優れたものとなっている。その気になればロングツーリングも楽にこなせる本格50ccスポーツだ。1995年にデュアルライト化され、細部も仕様変更。スタイリングはRVF400(NC35)に近いものになった。排ガス規制に伴い、1999年に販売終了となる。
  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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