HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ フォルツァSi(2013)の基本情報

使い勝手はそのままに、大幅なコストダウンが図られた「フォルツァSi」

1990年代中盤以降、大きなブームを巻き起こした軽二輪のビッグスクーター。一大ブームは過ぎ去ったが、それでも根強い人気があり、軽二輪クラスにおける毎年の販売ランキングでは上位に顔を出す車種もある。

ビッグスクーターブームの中心にいたのは、ヤマハの「マジェスティ」だったが、ブームの一翼を担っていたのがホンダの「フォルツァ」シリーズ。年々、ゴージャスかつ高額になっていった軽二輪クラスのビッグスクーターだが、大幅にコストダウンして登場したのが、2013年に発売された「フォルツァSi」。どのぐらい新車価格が違っていたのかというと、2011年の「フォルツァZ」が税抜66万円(フォルツァZ ABSオーディオパッケージだと税抜78万5000円)だったのに対し、フォルツァSiは税抜51万4000円。スタンダードなフォルツァZに対しても、15万円近く低い価格設定だったのだ。

価格に見合って、作りも安かったのかというと、そういうことは一切ない。エンジンは新開発された軽量・コンパクトなもので、低フリクション対策としてオフセットシリンダーやローラーロッカーアーム、一体式クランク、メタル軸受けと密封式クランクケースなどを採用。どのエンジン回転域においても、スムーズで力強い出力特性となっていた。装備面においても、シート下のラゲッジスペースは、フルフェイスヘルメット2個が収容可能な53リットルの大容量。坂道など傾斜のあるところに停める時に便利なパーキングブレーキ。フロントパネル左右にインナーボックスなど、スクーターならではの使い勝手の良さなどは、そのまま受け継いでいた。また、フロント14インチ、リア13インチの大径ホイールを採用していたが、シート高は715mmに抑えられていたので小柄な人でも足つき性がよく、安心感をもって乗ることができた。

フォルツァSiは生産された年数が短く、タマ数はそれほど多くはないが、ビッグスクーターの購入を考えている人は、一度はチェックしておくべき1台だと言える。

  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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