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カワサキ ザンザス

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ジャジャ馬の500SSをイメージコンセプトにした90年代のマッハ3が「ザンザス」

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ザンザス

1969年に登場し絶賛を浴びた500SS(マッハ?)。この4サイクル版をイメージして開発されたのがザンザス(XANTHUS)だ。1990年代初めはCB400SF、GSX400Sカタナ、ゼファーなどのネイキッドモデルが登場したが、その400ccクラスに新しいスポーツモデルのあり方を提案した。「ザンザス」の名前の由来は、ギリシャ神話に登場するアキレスの愛馬の1頭から。

エンジンはZXR400の水冷DOHC4気筒4バルブをベースとして、バルブタイミング、カムシャフトの作動角、ピストンヘッドの形状を変更。ピストン冷却用のオイルジェットクーリングシステムが追加され、万全の耐久性と安定した性能を確保したエンジンだ。最高出力を抑えたセッティングながらも、ZXR同様の高速性能を持ち、中低速域でのトルクを増大した特性を実現している。

かなり斬新なデザインのザンザスだが、一番の特徴はフレームレイアウト。ベースはZXR系のダイヤモンドタイプで、アルミのプレス材を用いたテーパー型ツインチューブという独特の形状。ヘッドやピボット部などにキャスト材を用いて迫力あるボディを演出している。また、インナーチューブ径41mmの正立フロントフォークはキャスター角24度で、軽快かつ剛性感溢れるハンドリングに貢献。リアはダイレクト式ユニトラックサスを採用するなどレプリカ並みの運動性能を備える。

スイングアームは、右側のみが湾曲した非対称タイプを採用し、迫力ある2本出しマフラーの装着を可能とした。強度と軽量化を両立した前後17インチ5本キャストホイール&ラジアルタイヤにより、バネ下重量の軽減と、高次元の路面追従性を実現している。また、ブレーキはフロントにダブルディスクを採用。310mmのフローティングディスク+2ポットキャリパーで強力なストッピングパワーを確保している。

独特の形状で異彩を放つメーターハウジングに加え、ワンピース構造ながら、デュアルバルブを採用する横長のヘッドライトが、ザンザスの精悍さを一層強調している。その一方、例えば、ノンアスベストタイプ・ガスケットの使用や、フレーム/スイングアーム内面にラバーを貼り、騒音・振動対策を図って、環境保全にも配慮したモデルだ。しかし、1994年に登場したZRX400の裏に影を潜め、1995年のD4モデルが最後となってしまった。

 
※このページはカワサキモータースジャパンのご協力を頂き製作しています

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