ギャグの概要|No:116||中古バイク情報はBBB

スズキ(SUZUKI) ギャグ

historyfileNo:116

冗談のようにGSX-Rを小さくコピーした、本格的なミニバイク「ギャグ」

走りを意識したホンダのNSR50(1987年)や、ヤマハのYSR50(1986年)に先駆けて、スズキは遊び心を満たしてくれるミニバイクを登場させた。ユニークなコンセプトで世間をアッと驚かせたギャグ(GAG)だ。登場と同時にワンメイクレースが開催され、ヨシムラから限定でスポーツキットが発売されるなど、遊べる要素が盛りだくさんだったギャグは、同様のカテゴリーのマシンがなかったこともあり、かなりの盛り上がり方を見せた。

エンジンは4サイクルバーディー50をベースとしたOHCシングル。5.2ps/7000rpm、トルク0.57kg-mという出力特性は2ストのNSR50などに比べ物足りなさは否めないが、吸排気系やエンジンパーツを盛り込んだ前述のヨシムラ・スポーツキットを組み込めば、かなりの走りが可能となった。「ギャグ(冗談)」というネーミングとは裏腹に、アルミのバックステップやツインチューブタイプのフレーム、放熱効果の高いドリルドタイプのフロントディスクブレーキ、リアのシングルダンパーサスなど、各部の作りは走りを意識した本格的なものだった。

タンクは7リットルの大容量で、燃費の良いバーディーベースのエンジンだけに、長い航続距離を実現。25w×25wと必要十分な明るさを確保した角型ヘッドライトは、精悍なフロントビューを作り上げた。テールカウルには小物入れのスペースが設けられ、実用的な面も考慮されていた。ライディングポジションも無理がなく、疲れが少ないように工夫されていて、薄型シートからテールにかけてのボディラインにはシャープさも感じられた。そのGSX-R譲りのスタイリングは、まさにミニレーサーレプリカそのもので、全てがミニサイズにまとめられ、スズキの個性が溢れているマシンといえる。4色用意されたカラーは、GSX-R風、戦闘機イメージ、大胆なグラフィックのポップアートデザインと個性的なものばかり。単なる色違いの設定ではなかったので、選択する楽しさも味わえた。

※このページはスズキ株式会社とモーターマガジン社のご協力を頂き製作しています

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