デスペラード800の概要|No:269||中古バイク情報はBBB

スズキ(SUZUKI) デスペラード800

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アメリカンとしては常識外れの装備を誇るオーバーナナハン「デスペラード800(VS53B)」

アメリカンに限らず、どのカテゴリーでもそうだが、普通二輪(中型二輪)免許で乗れる400ccクラスと、大型二輪免許(限定解除)で乗れるリッタークラスに挟まれ、1990年代以降はラインアップ的に少し物足りない750ccクラス。アメリカンではスティード600(PC21)をはじめ、バルカン800&バルカン800クラシック(VN800A)が1995年に発売された程度で、あとは世界最大級の水冷Vツインエンジンを搭載したバルカン1500クラシック、ハーレーダビッドッソンの1340ccエボリューションエンジン搭載車といった大排気量が主流だった。そんな中、いかにもアメリカンらしいイントルーダー800の後継モデルとして登場したデスペラード800は、常識を外れた装備とスタイリングで、スポーツ性を強調したものだった。

最も特徴的なのはフロントまわりだろう。倒立フォークに16インチキャストホイール、130/90サイズの極太タイヤ、フローティングディスクのブレーキを採用し、スポーツモデル顔負けの充実ぶりである。また、デスペラード800Xはビキニカウルとアンダーカウルを装備し、ドラッグレーサー風のスタイリングに。これらがアメリカンの常識を外れた装備であり、デスペラードシリーズを最も象徴するものとなる。初登場の翌年にはマフラー、エアクリーナー型の小物入れ、シート、ウィンカーの形状を変更しマイナーチェンジ。これは兄弟車であるデスペラード400・デスペラード400Xと同様の変更となる。わずか数年のラインアップで短命で終わったデスペラード800だが、このクラスのアメリカン、ドラッグタイプが少ないだけに存在価値は高い。XLH883を代表とするスポーツスター系が排気量的にはライバルとなるが、日本人にジャストサイズで、かつ、スズキらしい「個性」を求めるならデスペラード800以外に選択肢はない。

※このページはスズキ株式会社とモーターマガジン社のご協力を頂き製作しています

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