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スズキ GSX400Xインパルス

historyfileNo:035

「六本木」をコンセプトに斬新なデザインで登場した「GSX400Xインパルス」

GSX400Xインパルス

カタナをデザインしたハンス・ムートによる、「六本木」をデザインコンセプトとしたネイキッドモデルがGSX400Xインパルス(GK71E)。この特徴的なスタイルは六本木の街、東京タワー、神社の鳥居など、同氏が日本で印象に残ったモノを表現したものだ。1982年のGSX400FSインパルス(GK72A)と同じ「インパルス」の名を持っているが、外観の印象は全く異なり、実に斬新だ。エンジンは、ヘッドのみを水冷化した空・油冷のGSX-R400(GK71F)と同じDOHC4バルブ並列4気筒を搭載。ホイールベース、キャスター、トレールは少々変更され、GSX-R400のセッティングよりも落ち着いたハンドリングとなっている。

一番の特徴と言える赤いフレームは角断面のスチール製。エンジンの脱着を容易にするため、ダウンチューブは左右ともにボルトオン構造。シートレールの幅を狭くして足着き性も考慮している。ブレーキは、フロントがGSX-R400と同サイズのφ290mmダブルディスクで8ポッド、リア2ポッドの合計10個のピストンによるDECA PISTON BRAKE SYSTEM(※)を採用。60/55Wの角型ヘッドライトは、東京タワーをイメージさせるトラス風のステーに支えられる。この赤フレームのエンペラーブラウンメタリックはかなり目立つが、同時にラインナップしたハーフカウル仕様はシャーベットシルバーメタリックで落ち着いた雰囲気となる。

GSX400Xインパルスの後継ネイキッドは、ベストセラーとなったバンディット400(GK75A)。1990年代のネイキッドブームに乗り、再度「インパルス」の名を受け継いで登場したGSX400インパルス(GK79A・1994年)も人気車種となり、今なお現行車両(GK7CA)としてラインナップしている。

※DECA PISTON BRAKE SYSTEM・・・DECAピストンブレーキシステム。DECAはギリシャ語で10の意味。同年代の他車種にも採用された。

 
※このページはスズキ株式会社とモーターマガジン社のご協力を頂き製作しています

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