HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ XR BAJA(1995年発売モデル)の歴史

XR250(MD30)/1995年(平成7年)

XLR250R(MD22)からモデルチェンジ。エンジンはRFVCヘッドやボア&ストロークはそのままに、ウェットサンプからドライサンプに変更。新設計の角型断面鋼管フレームによりコンパクト化やマスの集中化を実現した。キャブはCVキャブになり、デュアルエキエキパイはそのままに、円筒形のサイレンサーに変更された。また、当時主流となった多機能デジタルメーターやセルも採用。ベースのエンデューロレーサーXR250R(ME08)はカムや吸排気系が異なり30psを発生した。2003年2月にはモデルチェンジでフロントまわりをφ41mm正立フォークからφ43mm倒立フォークに変更。さらに、新設計タンク&タンクシュラウドを採用し、フェンダーとシート形状を変更したことで、モトクロッサーCRF450Rイメージに一新。同年4月には、前後ホイールをRKエキセルのアルミ17インチに変更したXR250モタード(MD03)も登場した。2007年1月発売モデルが最終となる。

XRバハ・XR BAJA(MD30)/1995年2月(平成7年)

XLR250RとXLRバハ(MD22)の関係と同様に、XR250(MD30)をベースにφ150mmのデュアルライトを装備。このライトやメーター類をハンドルマウントではなくフレームマウントとすることで、ステアリング回りの軽量化と軽快なハンドリングを実現した。翌年の1996年6月にはタンク容量を9.7リットルから14リットルに増やしビッグタンク化。足回りの変更とシート高を10mm下げ870mmとし、同時にシート形状も変更されている。2000年2月にはエキゾースト・エアインジェクションシステム(2次空気導入装置)を採用することで国内の排出ガス規制に適合。2003年2月にXR250は倒立フォーク化されるも、XRバハはカラー変更のみでラインアップ。実質、これが最終モデルとなる。ツーリングモデルとしては250cc唯一のライバル車だったジェベル250XC(SJ45J)は、2004年のマイナーチェンジ後も2008年までラインアップした。
  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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