HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ CBR250Rの歴史

CBR250R(MC17)/1987年7月(昭和62年)

CBRシリーズ最小排気量として登場したCBR250F(MC14)からのモデルチェンジではなく、タイプ追加。CBR250Rには「ハリケーン」のセカンドネームが与えられた。カムギアトレーンの水冷4気筒エンジンは、レッドゾーンがCBR250Fの17000rpmから18000rpmに引き上げられ、さらに高回転高出力エンジンに。最高出力は同じ45psながら500rpm高い15000rpmで発生させている。一方で、低中速域でも十分なトルクを発生している。足回りは、リアブレーキがドラムからディスクとなり、フルカバードのカウルは兄貴分のCBR750スーパーエアロ(RC27)を踏襲したものとなっている。前後シートは一体型から分離タイプに、マフラーはブラック塗装のスチールからステンレスへ変更された。250ccの4ストレプリカはここからスタートしたと言ってもいいだろう。

CBR250R(MC19)/1988年5月(昭和63年)

車名は同じCBR250Rながら、CBR250R(MC17)からのフルモデルチェンジで、型式はMC19に。外観は大きく変更され、従来の角型1灯から丸目2灯式となり、エアロスタイルからレーサーレプリカに近いスタイルで、兄貴分のCBR400RR(NC23)とよく似たものとなっている。エンジンはヘッドを大幅に改良し、各部を軽量化。大容量エアクリーナーやキャブの大径化で出力特性を向上させた。フレームは異形五角の「目の字」断面構造のアルミツインチューブで、フロントにフローティングディスクブレーキ、リアにワンサイズ太い140/70-17タイヤを採用。後のCBR250RR(MC22)やジェイド(MC23)、ホーネット250(MC31)へと同系エンジンが受け継がれていったのは周知のとおり。2011年3月に「CBR250R」の名が復活したが、このMC41型は水冷DOHCシングルで、CBRを象徴する4気筒ではない。
  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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