HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ スペイシー100の基本情報

「メイド・バイ・グローバルホンダ」のリーズナブルスクーター「スペイシー100(JF13)」

原付2種スクーターには大柄な125ccクラスと、50ccの車格に近い100ccクラスの2つに分かれ、アドレスV100(CE11A・CE13A)は後者の代表格であり、リード100(JF06)やグランドアクシス100(SB01J・SB06J)も含め2000年代前半はまだまだ2ストが全盛だった。しかし、50ccクラスでいち早く4スト化を進めていたホンダは、2003年にリード100の後継となるスペイシー100を投入。開発は日本、生産は中国で、ここから世界各地に輸出されるモデルとしてはトゥデイに続く第2弾となった。

エンジンは空冷4ストOHC単気筒で、エアインジェクション(二次空気供給装置)やオートチョークを採用。2ストのリード100が43.1km/Lだったの対し、スペイシー100は45kmと燃費が向上。実用燃費では約30%向上しているという。40W/40Wの大型ハロゲンライト、アルミリアキャリア、前後輪連動コンビブレーキ、メインスイッチ&シートオープナー&ハンドルロックを集約したシャッター付きキーシリンダー、22リットルのシート下収納等、実用性重視の装備とスタイルで、19万9000円というリーズナブルな価格も手伝って、普段使いの「足」としてベストなモデルだった。

1995年にモデルチェンジし、2003年当時も併売されていたスペイシー125(JF04)とあまり差異がないようにも思えるが、車体の軽さや価格の安さの違いは大きい。2007年2月発売モデルを最後に、2008年にはリード110(JF19)へとバトンタッチし、こちらは水冷エンジンにインジェクションの採用で、出力、燃費共に向上している。もちろん新しいものの方が良いわけだが、2ストから4ストへの転換の役目を果たした、スペイシー100のような中継ぎ的な存在のモデルも中古車としては狙い目である。

  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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