HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ヤマハ Ténéré700 ABS(2020)の基本情報

テネレブランドのニューカマー。軽量化にこだわった「Ténéré700 ABS」

2018年のEICMA(エイクマ=別名:ミラノ・モーターサイクル・ショー)で発表された「Ténéré700(テネレ700)」。この『テネレ』というのは、ヤマハのアドベンチャーモデルに使用されている名称。初めて使用されたのは1983年。40年近い歴史を持つブランド名だ。エイクマでの発表から2年、2020年、日本市場に「Ténéré700 ABS(以下、テネレ700)」が投入された。

昨今、アドベンチャーモデルの人気が高いが、一般的には「デカくて重い」というイメージではないだろうか。そのイメージを覆すのが、テネレ700。コンセプトを“Top of Adventure Ténéré”とし、開発の際にこだわったのは『軽量化』。車両重量を205kgにとどめている。同じくヤマハの「XSR700 ABS」と比較しても19kgほどの差だ。

特徴としては、後輪の巻き上げる砂埃などを吸い込まないよう、エアークリーナーボックスの吸気ダクトは前向き。サスペンションは、フロントが43mm径の倒立式、リアがリンク式モノクロスサスペンションで、サスストロークはフロントが210mm、リア200mm。ブレーキは、ブレンボ製キャリパーにウェーブディスクが組み合わされ、タッチ感はすこぶる良い。精細なブレーキ操作ができるのに、気難しさはない。

エンジンは、688ccの水冷・4ストローク・DOHC・直列2気筒。『慣性トルクが少なく、燃焼室のみで生み出される燃焼トルクだけを効率良く引き出す設計思想』の『クロスプレーン・コンセプト』に基づいたもの。2次減速比が最適化され、市街地から本格的なオフロード走行までをカバーする。

このほか、メーターはフル液晶のマルチファンクションメーター。スリムながらも16リットルの容量を持つ燃料タンク。高速走行時などに効果がしっかりと実感できるスクリーン。状況に応じて、オン・オフの切り替えが可能なABS。240mmのグランドクリアランスを持つアルミ製アンダーガード。

など、随所にテネレブランドであることを実感させる作りとなっている。

シート高は875mmだが、車重が205kgなので、サイドスタンドをかけた状態から起こす際に、重さをさほど感じない。アドベンチャーモデルの購入を考えているなら、一度は実車を確認して欲しい1台だ。

  • このページは株式会社ヤマハ発動機のご協力を頂き製作しています

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