HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ヤマハ TRICITY300 ABS(2020)の基本情報

街乗りだけじゃもったいない。排気量拡大で、使い勝手がより向上した「TRICITY300 ABS」

前輪2輪・後輪1輪のLMW(リーニング・マルチ・ホイール)で、街をスイスイ駆け抜けるモデルと言えば、ヤマハの「TRICITY(トリシティ)」。2014年に原付二種の「TRICITY MW125」、2017年に高速道路も走行できる155ccの「TRICITY155 ABS」、そして2020年に排気量292ccの「TRICITY300 ABS(以下、トリシティ300)」が登場した。

トリシティ300は、単に排気量が拡大されただけのモデルではない。エンジンは、ヨーロッパ向けのスポーツスクーター「XMAX300」に搭載されている“BLUE CORE”(ブルーコア)エンジンがベースになっており、心地よい加速フィーリングと快適な乗り心地を実現。250ccでも400ccでもない292ccという排気量にも意味がある。トリシティはフロントが2輪なので、同クラスの一般的なスクーターと比べると重い。満足感のある走行性能を確保するために、292ccという排気量が選ばれている。また、大型スポーツバイクのLMWモデル「NIKEN(ナイケン)」同様の『LMWアッカーマン・ジオメトリ』が専用設計されて採用。バランスの最適化が図られ、自然なハンドリングと接地感が実現されている。

ヤマハの市販モデル初となる「スタンディングアシスト」も採用。車体の傾きを抑えて車両の自立をアシストするので、後ろに人を乗せる時の乗り降り、信号待ち、押して歩く時の取り回しの際などに車体が安定する。

このほか、強度と剛性バランスを最適化した新フレームの採用。ABSに加え、リアブレーキ操作でフロントブレーキも作動するUBS(ユニファイドブレーキシステム)も採用。シート下トランクは45リットルの大容量を確保。スマートキー、12V・DCジャック、リアブレーキロック、ヘッドライト・ポジションランプ・テールランプにLED装備などなど、走りも機能も装備も充実。

ボディサイズは全長2250mmと、通勤や通学のシティコミューターとして考えるとやや大きめ。ゆったりと乗ることもできるので、街乗りだけにしておくのはもったいない。フロント2輪の接地感を味わうためにワインディングに行く、スクーターならではの快適走行でツーリングを楽しむ。そう、楽しみかたや乗る用途を選ばないのが、トリシティ300なのだ。

  • このページは株式会社ヤマハ発動機のご協力を頂き製作しています

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