HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

スズキ RG250ガンマの歴史

RG250ガンマ(GJ21A)/1983年(昭和58年)

1978年に登場したRG250(スポークホイール)・RG250E(キャストホイール)から「RG」の名と、2スト並列2気筒を受け継いで登場。γ(ガンマ)とはギリシャ語で「栄光」の意。量産車初のアルミフレームを採用し、オプションによるフルカウル化、充実の足まわりなどから「レーサーレプリカ」という名前が生まれ、後のブームの先駆けとなった。タコメーターの目盛は3000rpmから始まり、それ以下のエンジン回転数はカットされている。1984年には、当時のGPでスズキが走らせていた黄色いハーベーカラー(HBカラー)を設定し、ライトカウル&テールカウルの形状をややスラント化させた。

RG250ガンマ(GJ21B)/1985年(昭和60年)

フロントフォークをブレーキの油圧に連動せずダイヤル調整可能なPDF(※1)に、ブレーキはフロントを対向ピストン4ポッド、リアを対向ピストン2ポッドに変更。デカ・ピストンブレーキと呼ばれた。デカ(Deca)とはギリシャ語で10の意。メーターのデザインも一新され、カウルはフルカバードフォルムとなった。また、排気デバイスSAEC(※2)を装備。シングルシートを標準装備したウォルターウルフ仕様も設定された。1987年の最後のモデルで、PDFを廃止したフロントフォークとなり、φ35mmからφ38mmに大径化。ホイールの形状とブレーキディスク径が変更された。

※1 ポジティブ・ダンピング・フォーク
※2 スズキ・オートマチック・エキゾースト・コントロール

RGV250(VJ21A)/1988年(平成63年)

ひと足先にV型エンジンを搭載したNSR250R(MC16)に続いて、排気デバイスAETC(※)を装備した90度Vツインエンジンを搭載した通称「Vガンマ」。耐摩耗性に優れる特殊メッキを施したアルミシリンダー、半円柱状のスロットルバルブを持つスリングショットキャブを採用。湾曲したラジアルフロー・ラジエーター、新開発のアルミフレーム、前後サス、ブレーキはどれもサーキットで強力な武器となった。また、クロスミッション等を装備したSP仕様もあり、限定でペプシカラーも発売された。これをベースに2次減速比を変更、フロントブレーキをシングルディスクとしたネイキッドモデルがWOLF・ウルフ(VJ21A)となる。

※オートマチック・エキゾースト・タイミング・コントロール
  • このページはスズキ株式会社とモーターマガジン社のご協力を頂き製作しています

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