HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

スズキ GSX-R250R(1989年発売モデル)の基本情報

SP仕様も設定された4スト250ccレーサーレプリカ「GSX-R250R(GJ73A)」

250ccクラスの4ストレプリカの最終となったのはホンダCBR250RR(MC22)、ヤマハFZR250R(3LN)、スズキGSX-R250R(GJ73A)、カワサキZXR250(ZX250C)の4車種。これらの中でもGSX-R250R(GJ73A)は早々にラインアップから消えてしまったが、シングルシートやクロスミッション、調整式フロントフォーク&リアショックを採用し、レースに対応したSP仕様も設定するなど、先代のGSX-R250(GJ72A)のおとなしいイメージから一新。実はZXR250(ZX250C)と並んでレーシーなモデルだったと言える。

エンジンは49×33mmのボア×ストロークに変更はないものの、クランクをはじめとする内部パーツを軽量化。吸気系も大幅に変更され、コンパクトなダブルベンチェリーのツインキャブから、ダウンドラフトの4連スリングショットキャブに。インテークポートはストレート化され、吸気バルブをφ19mmに大径化。エアクリーナーも5.8リットルから7リットルに容量アップ。カウルのインテークから積極的に冷気を導入するSCAIを装備するなど、充填効率を高めた。また、円筒形サブチャンバーを設けたSPESを採用するなどで排気系も一新し、さらに湾曲形状のラジアルフローラジエターにより冷却効率も大幅に向上した。

車体まわりは、エンジン自体が強度メンバーに加わるアルミツインチューブのダイヤモンドフレームで剛性を高め、リジットマウントされるエンジンは13mm下げられ、低重心化とマスの集中も果たした。φ41mmフロントフォーク、スタビライザー付きアルミスイングアーム&ニューリンク式フルフローターサスで足回りもライバル車以上の内容だった。販売期間の短さと人気度から流通台数は少ないが、スズキならではの並列4気筒250ccの楽しさを味わうなら、バンディットといったネイキッドよりもGSX-R250R(GJ73A)を選択すべきだろう。

  • このページはスズキ株式会社とモーターマガジン社のご協力を頂き製作しています

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