HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ヤマハ TDM850の歴史

TDM850(4EP) /1992年

ヨーロッパでの「キング・オブ・ザ・ワインディングロード」が開発コンセプト。パリダカ・レプリカXTZ750スーパーテネレの水冷5バルブDOHCツインエンジンをベースに排気量をアップ。高剛性のデルタボックスフレームに搭載し、スーパーバイカーズスタイルに仕上げられ、オンロードでの躍動的な走りを実現した。φ41mm正立フォークに、リアショックは1名、2名乗車時でも沈み込みが同じになるよう調整できる方式を採用。ワインディングでも自在に振り回せるビッグモデル。後のTRX850(4NX)にも同系エンジンが採用された。輸出モデルとしては1991年に登場。

TRX850(4NX) /1995年

TDM850(4EP)のエンジンをベースとした並列2気筒5バルブエンジンは、270度位相クランクを採用し、不等間隔爆発による独自のフィーリングを実現した。軽量・高剛性なトラスフレームとハーフカウルを組み合わせたスタイリングはDUCATI(ドゥカティ)を思わせる。輸出モデルとの違いはシートの材質、マフラー、サスセッティング、2次減速比など。2001年の排ガス規制を機に国内モデルとしてのラインナップからは消えたが、大きなモデルチェンジをすることなくラインナップを続けた。

TDM850(RN03J)国内 /1998年

モデルチェンジで外装を一新したほか、TRX850系の270度位相クランク・不等間隔爆発のパラレルツインをデルタボックスフレームに搭載。ビッグツインらしいトルク感と優れたトラクション性能を同時に実現した。足まわりはフロント149mm、リア144mmのロングストロークを持ち、優れた走破性を誇ると同時にワインディングでもかなりの速さを発揮する。ヨーロッパで高い評価を得ており、国内で販売終了となるものの、その後、輸出モデルはTDM900へと進化しラインナップを続ける。
  • このページは株式会社ヤマハ発動機のご協力を頂き製作しています

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