HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ RVF400の歴史

VF400F(NC13)/1982

RVF400(NC35)の前モデルはベストセラーのVFR400R(NC30)になるが、さらにV4のルーツを辿るとVF400F(NC13)に行きつく。並列4気筒(インライン4)に対抗するため、水冷4ストDOHC・90度V型4気筒は53ps/11500rpmを発生。アンチノーズダイブ機構(TRAC)、プロリンクサス、油圧クラッチを装備。CBX400FからスタートしたインボードディスクはVT250FとVF400Fにも採用された。新開発のパイプ製ダブルクレードルフレームはCBX400Fを上回る剛性が与えられ、旋回性能が高められたフロントまわりにより、ハイスピード域での操縦安定性は抜群だった。1984年に登場したフルカウルモデルのVF400Fインテグラ(NC13)はフロントダブルディスクとなる。このVF400Fインテグラのフルカウルのスタイルが、1986年のVFR400R(NC21)へと進化していったと見るのが適切かもしれない。

RVF400(NC35)/1994年

VFR400R(NC30)から進化。水冷90度V4は、NC30から受け継ぐカムギヤトレイン、ダイレクトロッカーアーム、ストレートインテーク、バックトルクリミッターなどを備えたワークス直系エンジン。φ30mm負圧サーボ/T字ピストンのVPキャブの採用で、アクセルレスポンスを向上。トルクフルでフラットなV4フィーリングを実現している。目の字断面ツインチューブフレームに、ホンダでは珍しくフロントにφ41mm倒立フォークを新採用。初期荷重を15mm範囲で無段階、伸び減衰12段調整可能。リアは日の字断面構造のプロアーム&センターロック式リアホイール。ブレーキはφ296mmフローティングディスク+異径4ポット対向キャリパーを装備。RVF750と共通デザインの耐久レーサーを思わせるカウルに、マルチリフレクターライト、ダイレクトエアインテークを装備。1994年の登場から2000年までラインアップし、まさに最後まで残った400ccレプリカだ。
  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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