HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ヤマハ YZF-R3 ABS(RH13J)(2018)の基本情報

2018年モデルから平成28年排出ガス規制に対応し、燃費性能アップ「YZF-R3 ABS(RH13J)」

「YZF-R30 ABS(以下、R3)」が登場したのは、「YZF-R25/ABS(以下、R25)」と同じく2015年。R25には、ABSを搭載するモデルとしないモデルの2タイプがあるが、R3はABSを搭載した1タイプ展開。2018年、R25、R3ともにモデルチェンジを受け、平成28年排出ガス規制対応モデルとなっている。カラーリングとグラフィックに変更を受けたほか、認定型式もR3はそれまでの「RH07J」から「RH13J」となった。

2017年モデルと2018年モデル、見た目としては大きな変化はない。エンジンも、水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・320ccの直列2気筒と同じ。しかし、新しい排出ガス規制に対応したことで、スペック面に少々の違いが出ている。最高出力は同じだが、最大トルクは2018年モデルのほうが1Nm低い29Nm/9000rpm。車重が1kg重い170kg。おそらくだが、この違いを明確に感じられる人はまずいないと思う。例えば車重の1kg差なんて、ガソリン残量ですぐに変わってしまうのだから。

そんな中、変化に気づきやすいのは燃費性能。60km/h定地走行値が34.6km/リットルから41.3km/リットルと6.7km向上。WMTCモードでも24.4km/リットルから27.6km/リットルと3.2km向上。燃料タンクが14リットルなので、単純計算すれば、約45km走行距離に差が出る(WMTCモードで計算)。これだけ走れれば、ガソリン残量が心もとなくても、ガソリンスタンドが見つけられるはず。この余裕が生まれるのだ。

スタイリングが大きく変わるのは、2019年モデル。MotoGPマシン「YZR-M1」のデザインを採り入れ、倒立式フロントサスペンションが装備されるなど、大幅なマイナーチェンジを受け、レーシーさが増した。

  • このページは株式会社ヤマハ発動機のご協力を頂き製作しています

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