HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ BROAD50(1995年モデル)の基本情報

フュージョンを前後に圧縮したようなフォルムが特徴的な「ブロード(50)」

1995年に登場した「ブロード(50)」のフロントマスクから、軽二輪スクーターの「フュージョン」の面影を感じる。そう見ると、全体的にもなんとなくフュージョンの前後をギュッと圧縮したフォルムのように見えてくる。

パッと見た目は大柄だが、ブロード50は原付一種のスクーター。大きいサイズの原付と聞くと、小柄な人は「ちょっと…」と敬遠したくなるかも知れないが、シート高は670mmで足着きは非常に良好。現行の原付スクーター「Dunk」と比較しても70mmも低い。もちろん、シート形状や車体の幅などにより足着き性は変わってくるので、低ければ足着き性が良い、というものではないが、シート高が低いと安心感が違ってくることは確かだ。

ブロード50には50ccモデルのほか、90ccモデルも設定されていた。両者はサイズが全く一緒。言ってみれば、50ccのブロードは、1クラス上のボディサイズを持っていたのだ。その全長1845mmというロングボディがもたらす恩恵は大きく、シート下に設けられたトランクスペースには、テニスラケットが丸々収容できるほど。容量も36リットル(ホンダ測定値)と充分で、全長700mm以下・厚さ100mm以下のものなら収容できるので、ビジネスからレジャーまで幅広く活用できる。

サイズが大きいので車両重量は98kgあるが、空冷・2ストローク・単気筒エンジンは最高出力5.2ps/6250rpmを発揮。パワー感のあるエンジンのおかげで、スイスイとストレスを感じることなく軽快に走ることができる。

  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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