VTR1000Fの概要|No:012||中古バイク情報はBBB

ホンダ(HONDA) VTR1000F

historyfileNo:012

リッタークラスのVツインスポーツを切り開いた「VTR1000F・ファイアーストーム(SC36)」

1997年、リッタークラスの新カテゴリーとして登場したのが、Vツインスポーツのファイアーストーム(SC36)だ。同時期にはスズキのTL1000Sも登場し、後のホンダVTR1000SP-1、スズキTL1000RとともにVツインファンを魅了したのは記憶に新しい。

新開発の水冷DOHC90度Vツインは、逆車VTR1000Fの110psから、キャブセッティングなどの変更で93psにセーブ。しかし、スロットル開度とエンジン回転数を検知し、最適点火時期を作るデジタル・イグニッション、φ48mmの大口径CVキャブなどで、高回転域までの吹け上がり、鼓動感あるトラクション性を備えている。ラジエターはシリンダーサイドに左右に振り分けられ、これにより前方へのエンジンマウントが可能になり、高い操縦安定性を確保している。

そのVツインエンジンを搭載するフレームは、D型断面のツインチューブにトラスハンガーを組み合わせたダイヤモンドタイプ。トラス構造のアルミ製スイングアームはクランクケースにダイレクトマウントされ、スイングアームピボットを持たないピボットレスとしている。これに、φ41mmフォーク、3.50-17/5.00-17ホイール、120/70-17、180/55-17のタイヤと、スーパースポーツにふさわしい足回りが組み合わされる。

2001年には、2リットル容量アップしたタンク、燃料計と時計機能を追加した多機能デジタルメーター、サブタンク付きフルアジャスタブルリアショック、ハザードランプなどを装備し、ハンドルグリップ位置も16mmアップさせ、快適なポジションを実現。キー内蔵されたチップとエンジンコントロールユニットの信号が合致してエンジン始動が可能となる、ホンダ独自の盗難防止システムHISSも装備した。翌年、イモビライザー用プレワイヤリングも追加される。

2003年モデルを最後に国内のラインナップからは姿を消したが、逆車VTR1000Fの人気は健在。同系エンジンを搭載したXL1000Vバラデロと共に、リッターVツインの魅力は衰えることを知らない。

※このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

ヒストリーにリクエストしよう!

まだ掲載されていない自分の好きな車種をリクエスト!どんどん投票しよう!

リクエストページを表示