「CB」の名を有するモデルは数多くある。古くは1960年代を代表するスーパースポーツモデルのCB72(1960年)、大排気量の量産車初のDOHCエンジンを搭載したCB450(1965年)、そしてナナハンブームの火付け役とも言えるCB750Four
K0(1969年)、ヨンフォアことCB400Four(1975年)などなど、挙げればキリがないほどの名車が存在するのは周知の通り。
このCBシリーズの最小排気量モデルとして1971年に登場したのが「ベンリイ CB50(Benly CB50)」だ。ロードスポーツとしてはSS50(1970年)の後継モデルに当たるが、エンジン、フレーム共に新設計。エイプにも採用され、俗に言う「縦型」エンジンのスタート地点がここにある。
1973年には、前後ドラムブレーキのCB50と同時に、フロントをメカニカル(機械式)ディスクブレーキ仕様にしたCB50JXもラインナップ。両車共に新デザインのタンク&シートとなった。1976年にはCB50JX-Iとしてエンジン、吸排気系、外装共にマイナーチェンジし、高性能ぶりとスタイリッシュさを増した。
50ccクラス唯一の4ストモデルでもあったCB50シリーズは、1980年のCB50Sが最終モデルとなる(81年に色変更)。フロントブレーキが油圧式ディスクブレーキに強化され、車体左側から右側に移設された。こうして基本構成は変わることなく熟成に熟成を重ね、ライバルとなる2スト50ccマシンに引けを取らない高性能と人気を誇った。
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