

ホンダTLR200は公道版トライアルマシンとして登場したバイク。トライアルを前提とした作りのため、スタイルやポジション、動力性能どれをとっても乗り手を選ぶマシンといえる。それを見事なまでにストリート仕様に仕上げたのがザピットだ。
外装の変更やペイントでトライアルマシンの雰囲気は皆無。これなら街中でも気負うことなく乗ることができる。ザピットの特筆すべき点は、ベース車両の目の付け所。このTLR200もそうだが、現代の人気車種ではなく、年代もので、ある意味マイナーな車種を選択するところが、他人とは違ったものを好むライダーに注目してもらいたいところだ。
もちろん、カスタムには欠かせないペイント・パーツ加工も定評あり! 旧車を多く扱い、知識と技術力には絶対の自信をもってお応えするザピット。是非一度足を運んでみよう!!

外観の大幅なカスタムがTLRというトライアルマシンのイメージを一変させている。ストリートカスタムらしいカスタムを演出するため、タンクはTY50のものを流用している。
このタンクはフレアーパターンとマーブライザーを組み合わせオールペイントされ、このバイク全体のイメージ作りとして重要な要素となっている。塗料メーカー「HOUSE OF KOLOR」のロゴからは、ザピットの塗装技術の高さが伺える。
特徴的なマフラーの取り回しは、ワンオフ品がなせる技だ実はTLR200用としての社外マフラーは皆無なのだ。こういったところが希少車のつらいところ… そこで、あり合わせのエキパイを2箇所でつなぎ、汎用サイレンサーを装着した、ザピットオリジナルのダウンショートマフラーを製作。ないものは作ってしまうのがザピット流のカスタムなのだ。このオリジナルマフラーの短さと特徴的な取り回しは、実にユニークなものとなっている。
吸気面ではエアクリーナーボックスを取り外し、エアフィルター仕様に変更。そのフィルターにブリーザーホースがのびる。
ちなみにエンジン内部には特に手を加えていない。

フロント回りのイメージチェンジも大したものだ。フロントホイール、アウターチューブはブラックアウトされ、よりスタイリッシュな印象を与えるようにしている。メーター・ライト・ウィンカーは丸型&小型化とし、さらにスリムに。同時にフェンダーも大幅にカット。
ハンドルはアップハンドルを採用し、パイプ内部に配線を通すことで「スムージング」。そしてスイッチ類はレトロ感あるものに。このようにして、細かいところまでこだわってつくられたフロント周りからは高い完成度を感じさせる。

もともとスリムなTLR200がさらに細く見えるリアビュー。ショートフェンダーを採用し、小型のテールランプ、ウィンカーを装着。
スイングアームはもちろんのこと、フレームにまで施されたブルーのマーブライザー塗装も注目。純正のレッドと比較すると、かなり落ち着いた雰囲気になっている。
ホイールはフロントと同様ブラックにペイントされ、モトクロスタイヤが装着される。これだけでも印象がガラリと変わる。
リアショックは本体をブラックに、スプリングをレッドにペイントした。
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