BBB MAGAZINE

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    2011.12.29 / Vol.27

    ヤマハ マジェスティ250C part2

CREDIT

ヤマハ マジェスティ250C part2のトップ
新開発のエアロパーツが際立つフォルツァZ part2

フォルツァ、マジェスティの名は、ビッグスクーターに馴染みが薄い人でも聞いたことはあるのではないだろうか。90年代後半に起きたビッグスクーターブームの火付け役がマジェスティであり、今なおカスタムパーツの多さからフォルツァと共に人気が高い。そんなカスタムを好むユーザーが飛びつきそうな車両が、茨城県龍ヶ崎市のファーシャジャパンさんにはある。バイクに乗らない人でも一見してカスタム満載とわかるだろう綺麗な外装と、その車両に込めたファーシャジャパンさんの思いを早速紹介しよう。

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Point.1  バイクと音楽を同時に気軽に楽しんでもらいたい
オリジナルのスピーカーとリアスポイラー ダッシュボードとインナーにも各2つずつのスピーカー

車に乗っている時には多くの人がBGMに音楽を流しているだろう。ところがバイクだとそうはいかず、バイクと音楽を同時に楽しむことは当たり前とは言い難い。そんなユーザーのジレンマをファーシャジャパンさんなら解決してくれる。オリジナルスピーカーとウーファーの搭載だ。ハンドル、インナー、リアスポイラーに各2個ずつ取り付けられているスピーカーの音源には、MP3プレーヤー、USBメモリ、SDカードを選択することが可能だ。
ファーシャジャパンさんではシルバー・青・赤のオリジナルスピーカーだけでなく、スピーカーが綺麗に収まる専用のオリジナルリアスポイラーも製作している。価格は取り付け工賃を含め20,000円から。「サウンドカスタムを当たり前のように気軽に楽しんでもらいたい」というファーシャジャパンさんの思いを感じる事ができる。

シート下にウーファーが設置されている
シート下にウーファーが設置されている

また白と黒の2台のマジェスティには、シート下にウーファーも搭載されている。スピーカーだけの音と比べると、重低音が響くため力強い音の印象だ。シート下に設置されているため走行中には重低音特有の振動を感じられる。

Point.2 車体を大きく見せる迫力のエアロパーツ
正面からでもエアロパーツの迫力を感じる
正面からでもエアロパーツの迫力を感じる

ファーシャジャパンさんは、オールペイントを始め外装カスタムを強みにしているショップであり、1週間ほどの時間があればカスタムコンプリート車両が製作可能だという。スピーカー等はオリジナルのものを製作していて、さらにワンオフ加工も得意としているからこそ成せる早業だ。「ナンバーワンではなくオンリーワン!!」がファーシャジャパンさんの持論であり、より目立つ車両を好むユーザーの希望に応える形でオリジナルパーツの製作を始めたという。
エアロパーツもその一環であり、装着されているエアロパーツは全てファーシャジャパンさんのオリジナルである。車体を大きく見せ迫力を出しているこのエアロパーツは、コンセプトカーとして製作したマジェスティ250Cの市販バージョンとして開発されたものだ。

チタン製のオリジナルマフラー
他と差をつける別体マスターシリンダー
右はマフラー、左はエアクリーナー

ファーシャジャパンさんオリジナルロゴの入ったカチ上げマフラーは、チタンの焼き色がモノトーンの車体のアクセントになっている。別体ブレーキマスターシリンダーが取り付けられているマジェスティ。リアビューは右がマフラー、左はエアクリーナーである。

Point.3 幻想的な演出に欠かせないLEDパーツ
シート下からも青いLEDが輝く

LEDカスタムもファーシャジャパンさんの得意技の一つ。白いマジェスティにはブルー、黒いマジェスティにはピンクのLEDが車体を縁取るように、そしてライト周りにも取り付けられている。白いマジェスティにはシート部分にも取り付けられているため、シートが車体から浮かんでいるような幻想的な見せ方をしている。これだけ強い光を放っているLEDであるが、何周で車体を縁取っているのかというとなんと1周。本当に1周だけなのかという疑問は、ファーシャジャパンさんの技術の高さの証だ。

リアビューでもLEDのインパクトは大きい

鮮やかなカスタムを手がけるファーシャジャパンさんに、製作した車両への夢を伺った。「オリジナルロゴが入っているマフラーやスピーカーを装着したバイクが、日本中を駆け巡ってくれれば嬉しいです。いずれは日本を飛び出して海外にも・・・!」とBBB担当の大津さんは語ってくれた。

リアビューでもLEDのインパクトは大きい
LEDカスタムも得意としている
Point.4  まとめ
ファーシャジャパンさんの技術の結晶

今回紹介した車両は、BBB モトギャラリーで紹介している紫のマジェスティ250Cをベースとし、その市販車という位置づけである。その関係性の通りスピーカーが外装カスタムの主役と言える存在感であることと、右からマフラー、左からエアクリーナーというリアビューが共通している。
その一方でロンホイは35cmから15cmに、シートもFRPからスポンジの入ったエナメル素材へと、ビジュアルを追求しながらも実用性も考えられている。どんなユーザーに乗って欲しいか伺ったところ、「大切に作った車両なので、大切にしてくれる人に乗って欲しいですね。」と答えてくれた大津さん。カスタムの相談を気軽に聞いてくれるので、興味がある方にはぜひ足を運んでみて欲しい。

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