BBB MAGAZINE

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    2011.12.29 / Vol.21

    ヤマハ JOG ZR

CREDIT

ヤマハ JOG ZRのトップ
ネット掲載の翌日に成約したジョグ

茨城県龍ヶ崎市にお店を構えるファーシャジャパンさんには、ひと際目を引く原付スクーターが並べられている。一見して純正色ではないと分かるビビッドなカラーリングを纏った原付スクーター達だ。「その車両はネットに掲載した次の日に成約しちゃったんですよ」と語るのは、BBBを担当している大津さん。 聞くと現車確認で来店したユーザーのほとんどが成約していくと言う。またユーザーの大半は若年層で、10代女性ユーザーも頻繁に訪れるとのこと。そんな若者たちの心を惹きつけて止まないカスタムの技をさっそく紹介しよう。

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Point.1  500種類以上のカラーから選び放題
塗り分けられている白とピンク

「カラフルな車種だけど、ピンクなんてあったっけかな?」と思わず考え込んでしまいそうなホンダ ジュリオ。もちろんこのポップなピンクとホワイトのカラーリングは、ジュリオの純正色には設定されていない。しかしあまりにも綺麗で自然な仕上がりは、純正色なのかと思わせるほどの仕上がりを見せている。このカスタムペイントが施されているにも関わらず、車両本体価格は88,800円という驚きの値段である。ファーシャさんでは500種以上のオーダーカラーサンプルリストが用意されているので、イメージ通りの色にきっと出会えるだろう。
このカスタムペイントは、単色とは限らない。ホワイト&オレンジのジョグの写真を見ていただこう。インナー部のオレンジ色が光っていることがわかるだろうか。このパール加工はファーシャジャパンさんが得意としている技の一つで、光が当たる角度によって散りばめられたパールが輝いて見える。もちろんパールの色、光り具合、含有率もオーダーできるのだ。車体全体に散りばめてもよし、アクセントとしてのワンポイント的なパール塗装も自由自在だ。
オーダーするカラーによって異なるが、50ccの原付スクーターを持ち込みでペイントを依頼する場合には8万円から、さらにインナー部だけのペイントも依頼でき、その場合には3万円から受け付けているとのこと。バイクを購入する際、ファーシャさんの在庫車両にペイントを依頼すれば、納車整備時に施工するために工賃は格安となり、ペイント込みで車両本体価格が88,000円から選ぶことが出来る。納期も通常なら3週間ほどで完成するとのことだ。

パールがピンク色
オールペイントは500色以上から選択可能
パールの色は、好みで自由に選ぶことができる
Point.2  小物を上手に使って魅せる
ピンクのLED
スイッチ1つで存在感が何倍にもなる

「ナンバー1でなく、オンリー1に。ファーシャジャパンにしかできないことを。」と語る大津さん。得意としているのは何もペイントだけではない。こだわり抜かれたカスタムが施されている車体には、ファーシャジャパンさんの思いを垣間見ることができる。いまや定番カスタムとなりつつあるLEDだが、このジョグにはピンクのLEDが取り付けられていて、白とパープルにペイントされた車体を一際引き立てるアクセントとなっている。車体の底部がLEDで縁取られる形で取り付けられているため、昼間に点灯させても一見するだけではわからないが、そこは昼行灯。夕方にもなればその存在感はかなりのものだ。
次に見て頂きたいのがグリップ。今回紹介している車体には全て、車体色に合わせたグリップに交換されており、ディオ・ジョグのグリップにはキラキラと輝くアルミ製のグリップエンドが納まっている。ファーシャジャパンさんの手によってパールやメタリックの入ったペイントが施された車体との一体感も感じさせられる部分だ。手を入れすぎると嫌味になってしまいがちな原付スクーターのカスタムだが、これらファーシャジャパンさんのカスタム車両は実にセンスよく纏まっている。

車体色に合わせてホイールのペイントも施されていることで、全体のまとまりが一気に良くなる
車体色に合わせてグリップもカスタム
鮮やかなピンクのグリップとグリップエンド
Point.3  ロンホイとオーディオカスタム
ロンホイ化

更に上をいく原付スクーターのカスタムに挑戦するならロングホイールベース(ロンホイ)化にチャレンジしてみては如何だろうか。
白いジョグは、パールの入った車体オールペイントに前後ホイールのペイント、ピンクのLED、約15cmのロンホイ化というカスタム満載で車両本体価格は185,000円。ロンホイ加工をすることで車体が大きく見えるのはもちろん、リアタイヤがテールから大きく出ているためリアウィングが取り付けられている車体とのバランスはとても良い。

ロンホイ化
この迫力、一見50ccだとは思えない

パープルのライブディオは、車体オールペイントに前後ホイールのペイントが施され、防水加工のオリジナルスピーカーを装着。ロンホイ加工もされて185,000円。ロンホイ加工をするとリアフェンダーを外さなければならないので、雨天時などの泥はねが気になるが、ジョグ・ライブディオ共に、大型のリアウィングが付いているので、その心配も少なくて済む。外見上バランスの見栄えはもちろん、走行面でも安心だ。

Point.4  まとめ
エンブレムのペイント

今回紹介したファーシャジャパンさんの原付スクーターは、カスタムペイントをはじめとした外装に関する部分が多く、見た目でのインパクトは非常に大きい。50ccの原付スクーター以外に乗っている人も、ペイントの配色やグリップエンドなど参考になる点が多いのではないだろうか。ファーシャジャパンさんでは今回紹介した車両をBBBでも販売しているとのこと。売り出した車両はすぐに成約してしまうこともあるそうだが、依頼すれば同じものを作成してくれるそうだ。気になったら問い合わせてみては如何だろうか。

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