

GX250SPと聞いてピンとくる人は40歳代以上のライダーか、よほどのヤマハ好きに限られるだろう。それもそのはず。登場したのは今から24年前の1978年。すでに旧車・珍車の部類に入るマシンだ。
こうした車両を題材にカスタムを得意としているのが、神奈川県相模原市のザピット(ZAPIT)。同店のパーツ製作・加工技術とペイントテクニックで生まれ変わったGX250SPは、オリジナルの面影がほとんど感じられないほど。現代風で言えばトラッカー的な要素も盛り込まれているが、ちょっと違った独特の主張をしているところが魅力のひとつ。
オレンジをアクセントに使ったカラーリングや、各部のパーツの使い方など、ベースとなっているGX250SPも含め、他では類を見ない。こうした、こだわりのカスタムを追求するなら、ザピットに任せれば安心だ。
ブラックベースにオレンジのアクセントカラーが映えるGX250SPは今から26年前の1978年に登場したバイク。だがフレームに施された非常に美しいマーブライザー塗装で、そんな昔のバイクとは思えないほどの仕上がり。ブラックにまとめられたボディの中に際立つアクセントカラーのオレンジがよく映える。
もちろんパーツもイメージを変えるため色々と交換してある。まずタンクはコレダ50純正のものを流用。シートはザピットオリジナルのトラッカーシートに換装済みだ。シート表皮はタックロールタイプとしている。
アフターパーツがない車種はワンオフしてしまうGX250SPは古いこともあり中々アフターパーツが見つかるものではない。そのため、マフラーはオリジナルで作成した。バンス&ハインズ(VANS & HINES)のサイレンサーを上手く接合したマフラーの完成度は素晴らしいの一言である。アフターマーケットパーツが少ないバイクでは、こうしたオリジナル加工品で対処。ザピットの得意とするところだ。
また、イグニッションコイルはバッテリーケース側面に違和感なく移設。エアクリーナーボックスは取り外され、パワーフィルター仕様に。つや消しブラックのエンジンは、シリンダーのみがオレンジにペイントされる。

足回りのカスタムでは、フォークを若干突き出したセッティングにした。さらにスタイルにこだわりウィンカーはダウンチューブに装着している。独特の形状をしたフロントフェンダーはザピットオリジナル。
リア側ではフェンダーレスキットにキャッツアイテール、ミニウィンカーでまとめたリアビュー。トラッカーシートを採用したことで飛び出してしまったシートレールは、大胆にもカットされる。
ライトやメーター類は小型の汎用品を使用。タンク前部の開いたスペースにタコメーターを配置。ハンドルはアップタイプを採用。

フロント、リア共に純正ホイールではあるが、丁寧にバフがけされた後、オレンジにペイントされている。
またフレームのみならず、スイングアームにまで全てマーブライザー塗装が施された。リアショックはブラックアウトされ、塗れる所は全てペイントしたという感じだ。
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