

フットスペースの補強パイプが何を物語っているのだろうか? このAEROX100(エアロX100)をミニバイクコースに持ち込めば、おそらく無敵に違いない。コンパクトなボティにワンクラス上のエンジンを換装し、車体をガッチリ強化。見た目だけではなく、走りを強く意識したカスタムスクーターなのだ。
お世辞にもメジャーなバイクと言い難いが、このクラスの純国産モデルにはないスポーティーさはエアロXならではの魅力。それをより一層際立たせたカスタムと言っていいだろう。
ボディ中央の補強パイプはもちろん性能向上のためだが、見た目にもアクセントになっている一見すると、フレーム強化を考慮した補強パイプや、グッと跳ね上げられたマフラー、細かいところでフロントカバーを加工して張られたメッシュが目に飛び込んでくる。
それ以外は大それたマシンには思えないのだが、同じエアロXユーザーが見れば「うっ」と唸ってしまうはず。それくらいさりげなく、かつ違和感なく仕上げられている外観だ。
後に述べるが、このエアロXはハイパワーマシンそのもの。なぜ居住性を犠牲にしてまで補強パイプを設けているのか。まさに「見た目よりも中身」を重視したカスタムといったところだろうか。
(上)フレーム固定されたマフラー。フレキシブルパイプだから実現した芸当だこのマシンがフレーム補強を要する理由、それはこのエンジンにある。何とエンジンはマジェスティ250のものへとスワップされているのだ! グランドアクシス100と同系統のエンジンを搭載したエアロX100は本来10馬力程。それが20馬力を超える250ccエンジンへと積み換えられたとなると、どんなボアップマシンも太刀打ちできないのは容易に想像が付くだろう。
さらにパワーアップするため、キャブはFCRファンネル仕様に変更。もちろんマフラーも交換されモアパワーを得ている。一方、マフラーはエキパイにフレキシブルパイプを使用することで、サイレンサーのフレーム固定を可能としている。
ここまでパワーアップしていると、エンジンに負けない足回りが不可欠になる。そのため、フロント回りはマジェスティ250をゴッソリと移植し、足回りを強化。加えて、強力なストッピングパワーを得るために、ブレーキングのウェーブディスクローター、ブレンボのキャリパー&マスターでブレーキ回りも大幅に強化している。見た目の面でもぬかりなく、ホイールはパウダーコートでブラックとし、足元を引き締めている。
一方、電装系ではヘッドライトをHID化、メインのメーターを武川のスーパーマルチメーターの埋め込みにするなど、走りには直結しない細かいカスタムも見逃せない。さらにスイッチ類もマジェスティ250のものへと換装している。


リアの足回りももちろん強化。サスペンションはマジェスティ250用のオーリンズをチョイスし、アブレーキにもブレンボのキャリパー&マスターが奢られている。リアサスはそのままでは装着できないため、フレーム側を加工して取り付けることが可能になっている。
もちろん見た目のカスタムもバッチリ。純正マフラーを取り外し、むき出しになったスイングアームにはバフがけが、ホイールにはパウダーコートが施される。プーリー側に目を向けると、レッドのカバーが良いアクセントになっているのも見逃せない。
カスタムショップREFINE
埼玉県さいたま市にお店を構えるカスタムショップREFINE。名前の通りカスタムが大の得意のショップだ。
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年齢層は20〜30代が中心。カスタムはもちろんですが、修理や整備など、他店で手に負えなかった車両を持ち込まれる方もいます。
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