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    2020.08.17 / Vol.84

    - page2 - スーパーカブ号&かん吉のバーチャル日本一周の旅 その8:九州&四国の旅(宮崎県、大分県、愛媛県、高知県)

CREDIT

13.熊野摩崖仏

大分、熊野摩崖仏

再びローカル道を繋いで北上、次に向かったのは国東半島。半島一帯には総称「六郷満山」と呼ばれる寺院群があり、いまも神仏習合の文化が引き継がれている。その中でも特徴的なのが自然の岩場に描かれた磨崖仏。特に高さ8mもある熊野磨崖仏の不動明王には圧倒された

14.別府

大分県、別府

温泉数、湧出量ともに日本一なのが別府温泉。温泉が苦手な僕でも(笑)大分へ来たら必ず別府温泉には入っている。お気に入りの浴場は昭和13年に建てられた共同浴場「竹瓦温泉」。趣のある木造2階建てで浴室は浴槽だけでお湯の出る蛇口はナシ。浴槽から桶でお湯をすくって体を洗う、昔のスタイルで入浴、気分をリフレッシュした。

15.唐揚げ

大分、唐揚げ

温泉の次は食。大分と言えば「唐揚げ」が有名。いまは全国区になり中津からあげは有名だが、大分県内ならどこの唐揚げ屋で食べてもおいしい。さらに塩唐揚げ、にんにく醤油唐揚げ、とり天、チキン南蛮、手羽塩、なんこつ、砂ずりなど種類も豊富。衣サクサク、肉はジューシー。ああ幸せ♪

16.道後温泉

愛媛、道後温泉

フェリーに乗って愛媛県へ渡る。松山と言えば道後温泉。「温泉嫌い」と言っておきながら、また温泉という感じだが、道後温泉は特別です(笑)。とにかくここの雰囲気が好きなんだよね~。玄関も、廊下も、脱衣所も、浴室も、お湯もいい。大満足の入浴でした。あっ、現在は一部が修理工事中で使えないので、ご注意を!

17.別子銅山

愛媛県新居浜市、別子銅山

歴史には全然詳しくないのだが遺跡は結構好きなんだよね。そんな理由から今回は日本の産業遺産「別子銅山跡」に来てみました。「東洋のマチピチュ」と呼ばれる東平地域にある重厚な花崗岩造りの貯鉱庫、東平索道停車場跡。赤レンガ造りの第三変電所など、どれも素晴らしく見応え十分。写真を撮りまくった

18.四国カルスト

高知、四国カルスト

美しい景色が見られる道として有名なのが「四国カルスト」。愛媛県と高知県の県境のエリアに白い岩肌の石灰岩が点在する草原が広がっている。牛が草を食む牧草地、牧歌的な景色の中に延びる道を何度も往復する。ここは日本屈指のツーリングルート。せっかくなのでキャンプも楽しんじゃいます♪

19.国道よさく

高知、国道よさく

四国の内陸部は山が深くクネクネ道ばかり。そんな四国の道を象徴するのが「ヨサク」の愛称で呼ばれる国道439号だ。ヨサクはどこを走っても自然ばかり、川沿いもあれば、深い山奥の道もある。特に内陸に入るほど道幅は狭くなり、商店や自動販売機もなくなる。これはもうプチアドベンチャーだ。

20.四万十川

高知、四万十川

山をいくつか越えると広い川幅の大河が現れた。四万十川だ。全国を旅してきたがこれほど魅力的な川はない。とにかく河原が広く、水量も多く、流れが穏やか。見ているだけでゆったりした気持ちになる。増水の時は水中に沈む沈下橋は四万十の象徴的存在。ときどき河原にバイクを停めては、その景色を眺めた。

21.足摺岬

高知、足摺岬

南国を感じさせる熱帯植物の景色に変わると、黒潮本流が直接ぶつかる場所、四国最南端の足摺岬が見えてくる。断崖に立つ白亜の灯台に最果てを感じる。足摺には弘法大師や金剛福寺にまつわる不思議が多く「足摺七不思議」と呼ばれている。遊歩道を歩きながら、いろんな不思議を見つけ楽しんだ。

22.野良時計

高知県、野良時計

城下町の面影が残る安芸市。安芸城跡や武家屋敷など昔の町並みが残っているが、一番興味があるのは野良時計。家に時計のなかった明治時代に畠中源馬氏が技術を身につけ、手作りで組み立てたという時計。周辺で野良仕事の人達が見ていたことから野良時計という名前が付いた、ロマンあふれる時計なのである。

23.室戸岬

高知、室戸岬

四国の代表するもうひとつ岬が室戸岬。岬以外にも弘法大師が悟りを開いたといわれる洞窟「御厨人窟」、空海の七不思議の一つと呼ばれる「鐘石」、奇岩が連なる「乱礁遊歩道」、道からの展望が素晴らしい「室戸スカイライン」などを楽しむ。ツーリングの楽しみは走ることだけではないのだ。

24.国道55号

高知、国道55号

四国ツーリングに切っても切れない存在なのが、徳島市から高松市まで海岸線に沿って延びる国道55号。四国の海岸線ルートはどこも魅力的なのだが、その中でも特に高知県の室戸岬周辺と東海岸は交通量も少なく、海の眺めも素晴らしい。最高に気分良くバイクを走らせた。

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